コーヒーあれこれ

■コーヒーの歴史
コーヒーは日本においても大変人気のある飲み物です。コーヒーはいつごろから、人類に飲まれるようになり、この日本にいつごろから入ってきたのでしょうか?
9世紀頃、エチオピアのヤギ飼いの少年が、ヤギが興奮して飛び跳ねることに気づいて修道僧に相談したところ、山の木に実る赤い実が原因とわかり、その後修道院の夜業で眠気覚ましに利用されるようになったという逸話が残っています。実際に古くからエチオピアの人たちは、コーヒーの木になる実を煮たりして食べていたようですから、案外間違いの話ではないのかもしれません。

その後ヨーロッパには1600年代頃には広まり、日本には江戸時代に長崎の出島にオランダ人がもたらしたのが、最初だといわれています。江戸時代は鎖国されているのでなかなか広まりませんでしたが、明治時代になると鎖国も解禁され、いっきにコーヒー文化が広まっていったそうです。

■コーヒーの種類
コーヒーも様々な産地、豆の種類によって、味の種類が変わります。
①エメラルドマウンテン
コロンビアをまたがるアンデス山脈のふもとに広がる1700m以上の丘陵地帯で栽培されています。甘い香りとコクに、酸味と甘味があるのが、味の特徴になっています。

②キリマンジャロ
タンザニアにある、その名のとおりの「キリマンジャロ山」のふもとが栽培地となっています。味は酸味と苦味があり、雑味がなくすっきり飲めるのが特徴です。

③グアテマラ
メキシコのホンジュラス、グアテマラで作られているコーヒーです。降雨量が多い火山灰の土壌が栽培に適しているようで、水はけが良い山の傾斜地や高原地帯が利用されます。味は酸味が少し強めになっており、ストレートで飲むことによって、その酸味を楽しめるコーヒーとなっています。

④ケニア
ケニアはその名のとおり、ケニアで作られています。特にアラビカ種はグアテマラと同じく、標高1,400~2,000メートルの高地に見られる火山性土壌で育てられています。ヨーロッパなどで人気の高級銘柄になっています。味は酸味が強いのが特徴です。

⑤ブルーマウンテン
ブルーマウンテンはジャマイカの標高800~1200mのごく限られた地域のみで栽培される最高級品となっています。その希少性の高さからコーヒーの王様と称されることもあるほどです。味は全てがバランスよく、コーヒーに苦手意識のある方でも、もしかしたら最初に飲むと、その苦手意識を感じずに美味しく飲んでいただけるかもしれません。

⑥マンデリン
インドネシアのスマトラ島で生産されている高級銘柄です。味の特徴はコクと苦さです。苦さはほろ苦いといったような感じで、カフェオレなどにも向いている品種です。

⑦モカ
モカの名の由来はヨーロッパ諸国へコーヒー豆を輸出していた、イエメンの港町の名前からきています。味の特徴は強い酸味。日本においても最もポピュラーなコーヒーの種類ですから、誰しもが一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。
■コーヒーは生活の一部に
コーヒーはいまや日本人の生活に浸透し、ある程度の市民権を得ていると思います。筆者は静岡県出身なので、緑茶ばかり飲んでいますが、それでもたまにはコーヒーを飲みたくなる時があります。

コーヒーはどんな自動販売機にも必ず一種類はラインナップされており、コンビニの100円コーヒーは老若男女にも受け入れられ、フードインコートなどがコーヒーをより気軽に楽しめる場所として、喫茶店気分で利用される方も増えています。もちろん、昔からある本格的な喫茶店では、その店ごとのブレンド、入れ方などがあるため、無限大に楽しめます。
朝、パンだという人には、緑茶よりもコーヒーのほうが全体のバランスがとれていいかもしれません。
コーヒーには体を冷やす作用があるといいます。夏には冷たいアイスコーヒーを飲むと、涼しさを感じます。冬場は温かいホットコーヒーを飲めば、その香りでリラックスが出来、体を温めることができます。
また、コーヒーにあって、緑茶にない大きな特徴は、様々なアレンジを加えて、自分だけの味にすることが手軽にできるところです。例えば、砂糖を加えるのもひとつですし、ミルクを加えることもひとつです。自分の好みのスタイルを作れることがコーヒーのいいところでしょうか。

■本格的なコーヒーを飲んでみたい
コーヒーを普段から飲んでいる人、あまり飲んでいない人様々に分かれるでしょう。筆者は冒頭にもお話ししたとおり、緑茶派なので、普段はほとんど飲まないですし、今でこそ食卓に出てくれば飲みますが、ちょっと前までは「どうせ味なんてみんな一緒だろ」なんて思って、一切に飲んだ試しのない飲み物でした。

 

しかし、やはり本格的な喫茶店で飲むコーヒーは一味違うということを思い知らされました。入れ方ひとつで違いますし、コーヒー豆の種類によって、全く味わいも違うのです。

 

筆者がコーヒーに対する認識を改めたのは、池袋の「皇琲亭」でブレンドコーヒーを飲んでからです。1杯900円近くするので、バーに行くのとそんなに変わらない値段ですが、値段の価値は十分あるものだと思います。街中にあふれる、ファーストコーヒーとは全く別のものです。
コーヒーの世界をのぞいてみたい方は、本格的な喫茶店をみつけて入ってみるのが一番いいと私は思います。コーヒーひとつで自分の人生の幅が広がるのが実感していただけるのではないでしょうか。

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