コーヒー大好きなのに飲めない!腹痛の原因とは?

※下記は個人の体験談によるものです。

私の家族はみんなコーヒーが大好き。

眠気を覚ますため、リラックスするため…
1日1回か2回、仕事や勉強の最中に家族みんなで飲んでいます。
…私をのぞいては。

私自身、コーヒーはもちろん大好き。
眠気も覚めるし、いい香りもするし、味もとても美味しいし…
本当は私も飲みたかったです。
しかし、私の場合、コーヒーを飲むとすぐにお腹が痛くなってしまい、他のことに手をつけられなくなってしまいます。
飲みたいのに飲めない…
家族みんなが美味しそうに飲んでいる中、私一人が我慢をしなければならない…
私一人だけが違う飲み物を飲んでいる…
毎日本当につらかったです。

 

コーヒーには、良い成分が沢山含まれていることももちろん知っていました。
コーヒーの主成分であるカフェインは交感神経を刺激し、脳を活性化させます。
そして疲れを吹き飛ばしてくれ、記憶力や計算能力も向上されます。
さらに交感神経は運動しているときに働く神経、脂肪の燃焼効果も期待できます。
また、コーヒーには植物が作り出す抗酸化物質、ポリフェノールも大量に含まれています。
ポリフェノールは体内に発生する活性酸素を発生しづらくし、がんなどの病を防いでくれます。
さらに血中の脂質とも反応、動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病も防いでくれます。
そしてコーヒーのあのいい香りの基となる成分、アロマ。
この成分には抗酸化物質が300種類以上含まれているといわれており、その効果は1杯のコーヒーでオレンジ3個分ともいわれています。

 

このように体にとっても良いことが多いコーヒー。
もちろん飲みすぎるとカフェイン中毒を起こす原因となってしまうほか、胃に刺激を与えてしまうなど、体に悪い部分があることもしっています。
なので私も家族も、コーヒーを飲むのは1日1杯か2杯だけ、と決めていました。
けれども、家族の他の人は平気なのに私だけ、たった1杯コーヒーを飲んだだけでお腹をこわしてしまいました。

 

「あんまり量も飲んでいないのになんで…」

大好きなものも飲めず、自分で自分の体がいやになってしまいました。

しかし、なぜコーヒーを飲むと腹痛を起こすのか、そしてその解決法を知ってから、私もコーヒーを楽しむことができるようになりました。

そこで今回はなぜコーヒーを飲むと腹痛を起こすのか、その原因と解決法を紹介します。

まず、なぜコーヒーを飲むと腹痛を起こしてしまうのか…その原因には大きく3つのことが考えられます。

 

1つ目は胃酸の過剰な分泌です。
コーヒーに含まれる代表的な成分、カフェインには交感神経を刺激する作用があります。
交感神経は主に運動しているときに働く神経で、脂肪を燃焼させる効果が期待されます。
また、胃酸の分泌も促進されるため、食べたものの消化も助けてくれます。
…ただし、過剰な胃酸の分泌は胃が荒れる原因となります。
特に空腹時、からっぽのお腹にカフェインが入ると、通常より多くの胃酸が分泌されます。
すると胃を保護する粘液が出る前に胃酸が分泌されるため、胃壁は荒れ、腹痛だけでなく吐き気ももよおす恐れがあります。
また、コーヒーには鉄分の吸収を阻害する効果もあるため、食後30分後、ある程度食べ物がお腹のなかにある状態でコーヒーを飲むようにします。

 

2つ目は過敏性腸症候群です。
過敏性腸症候群とは腹痛やお腹の不快感・下痢や便秘といった症状が現れる病ですが、なぜなってしまうのか、その詳しい原因はわかっていません。
しかし、過敏性腸症候群はストレスなどによって悪化することが分かっています。
また、過敏性腸症候群になっているとき、ほんの少しの刺激でも腹痛や下痢・便秘が起こります。
なので香辛料や脂肪分の多い食事はもちろん、牛乳やコーヒーのカフェイン・タンニンも刺激になってしまいます。

 

3つ目はコーヒーの酸化です。
コーヒーの油は酸化しやすく、焙煎後しばらくたつと酸化してきます。
不快な酸っぱさを感じる場合コーヒーが酸化している場合も多いです。
コーヒーが酸化してくると体に不調をきたす原因となります。

さて、私自身なぜコーヒーを飲むとお腹が痛くなるのか…その原因を考えてみた時、考えられた理由は「胃酸の分泌」と「過敏性腸症候群」でした。
思えば、私がコーヒーを飲んでお腹が痛くなっていたのは、いつも何らかのストレスを抱えていた時でした。
さらにもともと私は便秘もちで香辛料・油ものも苦手なため、恐らく胃腸もそんなに強くないのでしょう。
ただでさえ弱い胃腸がストレスによって傷つき、刺激物となるコーヒーを飲んだためにお腹が痛くなった…そう考えると、少しすっきりしました。
そこで次に考えたのが、腹痛を起こさずにコーヒーを楽しむ方法です。

 

まず1つ目は、カフェインの少ないコーヒーを選ぶことです。
現在インスタントでも、コーヒーショップでも、「カフェインレス」「デカフェ」のコーヒーは売られています。
刺激物となるカフェインが少ないコーヒーでも、香りや味は普通のコーヒーと大差ありません。
同じコーヒーを飲むなら、より刺激物の少ないものを飲むことにしたのです。
私の場合、カフェインの少ないコーヒーに変えただけで腹痛は収まりました。

 

次に2つ目は、何かを混ぜたコーヒーを飲むことです。
私はどこでどんな時に飲んだコーヒーでお腹を壊してしまうのだろう、と考えた時、ある共通した部分がありました。
それは家で入れたコーヒーとコンビニで買ったコーヒーでお腹を壊しているということ!
逆にコーヒーショップで飲む生クリームたっぷりのコーヒーやコーヒー牛乳、カフェオレやカフェモカではお腹を壊していなかったのです。
もともと私はコーヒーにはクリープと砂糖を入れて飲むため、あまり刺激を与えていないつもりでした。
しかし、私の場合、実際はそれでも刺激が強いものとなっていたようです。
牛乳や生クリームには胃の粘液を保護する機能もあります。
また、ココアが混ざった「カフェモカ」などもカフェインによる刺激を軽減させてくれるようです。
そこで私はコーヒーを楽しむ時、必ず何かが混ざったコーヒーを飲むようになりました。
普通のコーヒーを飲みたい場合はミルクを多めに入れる、生クリームたっぷりのコーヒーを飲む…ほんの少しの工夫でコーヒーの味と香りを楽しむことができるようになりました。

 

3つ目は、コーヒーをすぐに飲むようにしたことです。
コーヒーは入れた後も酸化します。
入れたらすぐに飲む、それを心掛けるようになったら、お腹が痛くなりました。

そして4つ目は、コーヒーを飲むとき、必ず何かをお腹に入れるようにしたことです。
以前の私は、食後3時間以上経過してから、恐らくお腹の中がからっぽの状態でコーヒーを飲んでいたのでしょう。
これではもともと刺激の弱い私がお腹をこわすのも当然です。
なので、コーヒーを飲む前に必ず何か…クッキーやチョコレートなどをお腹に入れるようにしました。
食べ物がお腹に入ってくると、胃は粘液を分泌します。
胃酸はとっても強力。自身の胃壁も溶かしてしまいます。
そのため、自分の胃を守るために粘液が分泌されるのです。
コーヒーを飲むときに食べ物を少しお腹に入れておくだけで、腹痛はおこらなくなりました。

 

私の場合、この4つの対策を行うことでコーヒーを家族と一緒に楽しむことができるようになりました。
しかし、これらの対策を行ってもコーヒーで腹痛を起こしてしまう恐れがあります。
それは、腹痛の原因がカフェインではない場合です。

コーヒーにはカフェインの他にも、タンニンという成分が含まれています。
タンニンは胃腸を修復してくれる良い成分。
しかし、タンニンそのものが体に合わなかったり、大量に摂取したりしてしまうと、胃腸が荒れる原因となってしまいます。
この場合、カフェインレスのコーヒーを選んだとしても、タンニンの量が減っていなければ腹痛を起こしてしまうことに変わりはありません。
コーヒーの飲む量そのものを減らすか、他の方法を考える必要があります。
また、緑茶や紅茶など、他のカフェインやタンニンが含まれている飲み物では腹痛は起きないのに、なぜかコーヒーを飲んだ時だけ腹痛を起こすという場合もあります。
たしかにコーヒーには緑茶や紅茶に比べ、多くのカフェインやタンニンが含まれています。
しかし、もしかしたらカフェインやタンニン以外の、コーヒーに含まれている何らかの成分に免疫機能が過剰に反応、アレルギー反応を起こしている場合もあります。
このように、コーヒーの種類や飲み方を変えてみても症状が改善されない、もしくは悪化する場合はコーヒーそのものが身体に合っていない恐れもあります。
その場合はコーヒーの摂取に気を付ける必要があります。

私はコーヒーが大好き。
けれども、大好きなのにお腹をこわしてしまうという理由でコーヒーを飲めないのは、とても悲しかったです。
しかし、少し飲むコーヒーの種類や飲み方を工夫するだけで、美味しいコーヒーをみんなと一緒に楽しむことができるようになりました。
一人だけ違う飲み物はイヤ。
眠くなってきたとき逃げる手段がない。
もうそんなことを考える必要もなくなりました。
美味しいコーヒーを何の心配もなくいただけるようになり、今はとても幸せです。

今、インターネットで検索すると「コーヒーによる腹痛の原因」の記事は多く見られます。
それだけ、コーヒーを楽しみたいのに楽しめない人は多くいるということでしょう。
今回、この記事を書いてみて、改めて今コーヒーを飲むことができる幸せを感じることができました。
もしなぜお腹が痛くなるのか、その原因と解決方法を知らなければ、私はいまでもコーヒーを飲みたくても飲めず、苦しんでいたことでしょう。
少しでも多くの方にコーヒーによる腹痛の原因、その解決方法を知ってもらい、我慢することなく、美味しいコーヒーを心ゆくまで楽しんでもらいたいです。

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