ザクリームオブザクロップコーヒー 清澄白河ファクトリー

焙煎所併設カフェ、ザクリームオブザクロップコーヒー 清澄白河ファクトリー。

 

こちらは、まず焙煎所であることがアイデンティティーであり、その上で、カフェスペースが存在する、というコンセプトのお店です。焙煎士さまが淹れてくださる、香り豊かなコーヒーを、洗練された空間で楽しむことができます。

 

・コーヒーの街は、美術の街でもありました。それが清澄白河です

 

清澄白河は最近、コーヒーの街だと言われています。なぜコーヒーの街なのか? 実際にこちらでお店をやっていらっしゃる、その責任者の方にお伺いしてみましたところ、「現代美術館」というお言葉が返ってまいりました。現在は大改装工事のため長期の閉館中ですが、こちらの焙煎所のすぐ近くに、東京都現代美術館という美術館があります。

 
これがランドマークとして機能しているため、清澄白河には小さな美術家や画廊や美術館などがあり、ちょっとした芸術の街なのだそうです。それで、美術が好きな人はコーヒーが好きなことが多く、コーヒーショップで賑わうのではないか、とのこと。ちなみに、現代美術館が改装工事に入る前は、ちょうど閉館になる時間帯、こちらのお店は大変なにぎわいを見せたそうです。

 
ちなみに、こちら店名が清澄白河ですが、一応、最寄駅を言えば都営新宿線菊川駅になります。近くにバス停はありますが、駅から歩くとすると、どうも、どこの駅からも微妙に距離があるという感じな場所ではあります。

 

・ロースターあってのお店です。焙煎所であることがまずアイデンティティー。

 

では、なぜこの場所で営業をしておられるのかと言いますと。そもそも、このあたりは古い木場ですので、もともとは材木を置く倉庫の建物だったのだそうです。伺ったお話によると、ザクリームオブザクロップ様がコーヒーを手がけると決めたとき、最初に、「いい焙煎機を導入しよう」ということになりました。そこで導入されたのが、ローリング社のスマートロースターです。

 
巨大なマシンです。まず、天井の高さからして、かなりの高さを要求されたそうです。そこで、いい物件を探したところ、こちらに辿り着いた、ということだそうです。

 
スマートロースターは煙突とつながっていて、店の裏に煙を引いています。コーヒーの焙煎はけっこう煙やにおいが出ます。日本では今のところ聞きませんが、マンハッタンやロンドンなど、海外の都市では「市域内でコーヒーの焙煎禁止」というところも結構あるそうです。

 
ですが、こちらのお店は裏手が川という立地で、川が匂いなどを散らしてくれるので、近隣からの苦情などが今の所一件もないという状況だそうです。

 

・コーヒーとチョコレートがよくマッチしています。

 

さて、コーヒーの紹介とまいりましょう。シングルオリジンのコーヒー、イルガチェフェ。こちらがオープンしたときからずっとメニューに載っている、看板ともいえるメニューです。

 

フルーティーで、酸味が特徴的でした。飲みやすいので、「コーヒーは苦手」という女性などにもおすすめだとのことです。また、焙煎から1~2日くらいが飲み頃、とのことです。

 
ほか、アイスコーヒーはアイスコーヒー用のブレンドのものがあり、ホットコーヒーのブレンドが一つと、シングルオリジンが常時4~6種類ほど用意されています。シングルオリジンは基本的にほとんどがホットでの提供となるそうです。豆の販売もしていて、100g刻みでの販売となっています。

 
何しろ基本的には焙煎所であって、カフェとしての機能は従である、つまり、焙煎機のあるカフェではなくカフェのある焙煎所である、ということなので、口にするものはチョコレートが2種類という形になっています。

 

トッローニ・バッチという、イタリアの伝統的なチョコレートが置いてありました。それともう一つ、何とこれが、ベルギーの世界的ショコラティエ、ピエール・マルコリーニのチョコレートもあります。「ウルトラカカオ・チュアオ」。いただいてまいりました。とってもカカオリッチです。

 

・無機質さゆえの美しさ、とでも言ったらよいのでしょうか。

お店について。店内、とってもオシャレです。何と言いますか、「お洒落なカフェ」のオシャレさではなくてですね、「コンクリート打ちっ放しの空間のオシャレさ」に通じるものがあります。いえ、コンクリート打ちっ放しなわけではないのですが、何しろ、元が工場だったという建物を、そのまま一部カフェとしているわけです。

 
入ってすぐ「わあ、コーヒーのいい香り! そしてすごい! おシャレ空間!」という印象を受けるのですが、工場であった状態に対して、たいした手は加えていないで、この空間は作られているのだそうです。まあ、コーヒーの袋などがインテリア的に用いられていて、あとは何気に家具がオリジナル家具だったりはするそうですが、そんな感じです。
といったようなわけで、ザクリームオブザクロップコーヒー 清澄白河ファクトリーさまのご紹介でした。清澄白河の美術館・画廊めぐりのあとに、ちょっと一服。あるいは、桜の季節に、こちらのコーヒーをテイクアウトして、それを片手に桜並木の見物。とてもおススメですよ。

【店舗情報】

ザクリームオブザクロップコーヒー 清澄白河ファクトリー
東京都江東区白河4-5-4
03-5809-8523
http://www.c-c-coffee.ne.jp/

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