ドリップバッグが素敵な理由

30代後半の女性です。私の身の回りは「食後はコーヒーに限る!濃いやつを一杯!」という、いわゆる『コーヒー派』が多数を占めています。

 

勤め先の給湯室などでは、お茶のティーバッグと合わせて、昔ながらの大きな瓶に入ったインスタントコーヒーが常備されています。スティックタイプの小分けインスタントコーヒーを持参して、マイカップにカプチーノや何とかマキアートを作って楽しむ若い女性も多く見かけます。

 

一口に「食後のコーヒー」と言っても、まことにバラエティ豊かなものがお手軽に楽しめる時代になったなあ、と思っています。ですが、私が内心「これが一番すごい、お手軽コーヒーだ」と思うもの。それが「ドリップバッグコーヒー」です。少量のコーヒーが小さなフィルターバッグに入っており、カップに装着して給水ポットなどの熱湯を注ぐこと数分…で、本格的にドリップしたコーヒーが楽しめてしまう!というものです。

 

本来なら、コーヒーメーカーにフィルターを装備して作らないといけないものが、何とカップとお湯さえあれば何とかできてしまう…。ネット上でどこを探しても見当たらないのですが、私はこの小さなフィルターバッグ式のコーヒーの淹れ方を考案した人、そして会社に心からの拍手喝さいを送りたくて仕方がありません。

 

その知らない誰かに毎回感謝しながら、マグカップの中に満ちた一杯の幸せをすする毎日です。ですがこのお手軽さの他に、ドリップバッグコーヒーの魅力はいくつもあるのです。私を虜にしているその魅力について、ひとつこちらで書きだしてみようと思い立ちました。

1.ドリップバッグは行動的である!

まず、ドリップバッグコーヒーの最大の魅力は、前述の通りに「カップとお湯があればどこでも作れてしまう」という所です。つまり、それさえあればどんな環境でもコーヒーが飲めてしまう、という恐ろしい機動性とも言えましょうか。

 

例えば私は、休日にハイキングや山登りをすることがたびたびありますが、こういったアウトドアの場でもドリップバッグコーヒーは大変重宝します。あらかじめ、家で作ったコーヒーを魔法瓶に詰めて持参する人もいますが、私は「その場で淹れたての」コーヒーを味わうことのできるよう、水筒には熱湯を入れて持参します。ピクニックの場でカップにささっと装着、お湯を注いで数分…。

 

大自然の中で、洗練された都会の味を味わってしまうのは、少し罪に思えるほどの大変な贅沢です。この場合、同行者の中に「私、お茶派!」と言う人がいても、ティーバッグに注ぐ水筒のお湯をシェアしてあげることもできますので、個人主義にもやさしい(?)、様々な好みに対応できる方法であるとも言えます。

2.ドリップバッグは社交的である!

30代も後半となりますと、学生時代のように誰かと「のんびりだべって~♪」お茶をする、という時間の余裕はなくなってしまいます。それだけに、誰かとたまたま出会えた貴重な時間・そして機会はできるだけ大切に楽しみたい、そんな風に思うようになりました。近所で行きあえた知人に「すぐできますから、コーヒーを一杯飲んで行って下さいな」と軽くお誘いできるのは、やはりドリップバッグコーヒーの底力でもあるのです。

 

何しろ、カップを並べてバッグを装着し、お湯を注いで蒸らして待つこと数分…!仰々しくコーヒーメーカーを引っ張り出してしまうと、どうしても時間がかかってしまいますし、お客さんを居間に待たせて自分は台所に…という構図になります。私は節エネルギーの観点から、電気ポットは使用していません。

 

アウトドアにも使える大きな魔法瓶に、一日数回大量に沸かしたお湯を詰めておいて、このように何か飲みたい、という場合に備えています。そのお湯がありますから、急なお客様の来訪にも非常にスピーディーに対応でき、結果としてはおしゃべりが弾んで、どんどん気持ちが明るくなっていくのですね。コーヒー一杯は、「あら、もう子供を迎えに行く時間!」と言う風に、細切れに忙しく動きまわるお母さんたちにも実に適した、切りのいい休憩なのです。(ただ、難を言うなら大量のお客様を迎えるのにはドリップバッグは向きませんが…。こういった場合はどうしても、コーヒーメーカーの出番になります。)

3.ドリップバッグは好奇心旺盛である!

最後に、ドリップバッグコーヒーと言う飲み方を通して、私自身はずいぶん新しい「コーヒー新境地」を拓いたように思います。私が愛用しているコーヒー通販会社は、時々新製品のドリップバッグを試供品として注文時に梱包に入れてくれることがあります。「こんな国でコーヒー作っているなんて、知らなかった!」とびっくりするようなもの、「こ、こ、これがコーヒー最高峰のブルーマウンテンか!」と恐れ多くもおののくものまで。

 

また、時々他のコーヒー好きの同僚が「新しくここのコーヒーブランドを買ってみたんだけど、どう思う?試してみて」という風に『おすそ分け』をしてくれることが多くあります。普通のドリップコーヒーですと、一袋買って開けてから使い切る、それまでが長くかかってしまうことがありますが、ドリップバッグなら「今日はモカ」「明日はアラビカ」などと、毎日日替わりで様々な味へ移行することができるのです。

 

このように、コーヒーと言う深い世界を目いっぱい楽しみたい…という欲張りな好奇心を持った我々には、まさにドリップバッグはうってつけと言えるでしょう。

 

このように、私がドリップバッグコーヒーを愛してやまないのにはいくつもの理由があります。それでも全てに一貫して言えることは、コーヒーと言う「楽しみ」をより身近に味わわせてくれるということ。基本はこれにつきます。まことにコーヒーの楽しみは深く、そして夢のような香りとともに、楽しみは尽きません。この世にコーヒーがあってよかったです!

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