南蛮屋 溝の口店ー「小さな贅沢」をお家でも

JR南武線の武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線の溝の口駅から徒歩3分のところに、雑貨屋さんのようなお店があります。軒先にある焦げ茶色の看板には「南蛮屋」とあります。ドアを開けて店内に入ると、正面にはズラリ並んだ珈琲豆のビン、右側には紅茶やハーブティーのビンが並び、左側にはミルやドリッパーなどの器具類が陳列されています。今回ご紹介します「南蛮屋 溝の口店」は「小さな贅沢を売るお店」がコンセプトの珈琲店なのです。

 

南蛮屋は神奈川県厚木市に本店と焙煎工場を持つ、1984年創業の焙煎珈琲工房です。現在は神奈川県を中心に、東京都や宮崎県などにも直営店を出しており、ネットショップも展開しています。豆は備長炭で焙煎されることで芯までこんがり火が通り、独特の風味が与えられます。焙煎された豆の販売期限は3週間と、鮮度にもこだわりを持っています。

私と南蛮屋との出逢いは、もう5~6年以上前になるでしょうか。勤務するカフェで抽出しているアイスコーヒーの味が安定しないと、悩みながら街をブラブラしていた夏の日のことでした。

 

「こんなところに珈琲屋さんなんてあったんだ」と店内を見ていたところ、店員さんが試飲をすすめてくれたのです。グラス(試飲なのにグラス!)に注がれたアイスコーヒーは、とても濃厚で深いコクがあるのに、エグみや渋さが一切感じられず、私はその1杯で南蛮屋のとりこになりました。

 

店内はお客さんが4~5人入れば満員になってしまいそうな広さですが、スタンディングの試飲スペースが設けられています。豆を選んでから会計までの間に、気になる豆を試飲することができます。

 

試飲の豆はその日購入したもの以外でも可能なので、気になるものがあれば、試してみると面白いと思います。また試飲の際、日によってはお茶菓子がついてくることもあります。「珈琲豆のチョコレートがけ」や「塩クッキー」、「パウンドケーキ」や「シュトーレン」など、お菓子もかなり本格的で美味しいものばかりです。

販売されている珈琲豆は「コロンビア」や「ブルーマウンテン」などの見かけたことのある種類から、「うまか珈琲」や「まじレスコーヒー」などのオリジナルまでさまざまです。いちばんの人気商品は「特上ブレンド」で、芳醇な香りと豊かなコク、甘味と苦味のバランスが絶妙です。

 

また濃い味が好きな方には「こってりブレンド」もお勧めです。こちらは「特上ブレンド」をさらに深煎りしたもので、ミルクや砂糖を入れても負けないくらいの濃厚なコクと苦味、甘い香ばしさが特徴です。そしてカフェインが気になる方でも安心して飲めるのが「まじレスコーヒー」です。薬品などを使わず、カフェインを生豆状態で99%以上カットしているのに、コーヒーの味はしっかりしています。

 

最近私が好んで飲んでいるのは「アマレロブルボン」で、まったり濃厚なコクと深い苦みが心地よさをもたらします。そして時期によって販売される季節限定商品もあり、それが定期的に足を運ぶ楽しみにもなっています。限定商品では秋に販売される「名月」がお気に入りです。こちらもかなり濃い味です。

 

スタッフの方はとても気さくで、初めてのお客さんにもわかりやすく、珈琲の世界を紹介してくれます。特に試飲の際、ちょっとした裏話を披露してくれたり、飾らないトークで心を和ませてくれたりします。珈琲が美味しいのはもちろんですが、あたたかいスタッフの方の対応も、南蛮屋の魅力のひとつといえます。珈琲でちょっといい気分になりたいときは、ぜひ南蛮屋に足を運んでみてください。

南蛮屋 溝の口店
住所:神奈川県川崎市高津区溝口2-10-3
電話番号:044-844-0309
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週 水曜日(祝日の場合は営業)
URL:http://www.nanbanya.co.jp/shop/mizonokuchi/

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