基本のコーヒー道具①

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自宅でおいしいコーヒーを飲むならぜひ揃えておきたい道具があります。
いろんなタイプがあって、何を選べばいいか迷ってしまいそうですが、自分好みのポイントを押さえておけば大丈夫です!

■コーヒーミル

前回紹介したコーヒーミル

焙煎された豆を挽くミルは、粉がそのまま下に落ちるものだとキメが均一になります。
手軽で簡単にできる電動式もありますが、豆を挽く行為が好きだという方には手動のものがだんぜんおすすめ。ごりごりと挽く感触が手に伝わって楽しいですよ。

手動の場合の挽くコツは、最初から最後まで同じスピードで挽くことです。
ハンドルを回すときに、早くしすぎたりすると、挽きムラができやすくなってしまいます。ミルを片方の手でしっかり押さえてなるべくゆっくり挽いてあげましょう。

人数分多めに挽く時は少し時間がかかるかもしれませんが、香りと一緒にコーヒーを淹れる雰囲気を盛り上げてくれます。

使いやすさの目安としては、道具の小さいより大きいほうが、横回しより縦回しハンドルのほうがラクかもしれません。
コーヒーミルが家に置いてあるだけで、ちょっとしたこだわりのあるインテリアにもなりますよね!

もちろんデザインにこだわるのもいいかもしれません。なかにはアンティークのコーヒーミルなど、好きな人にはたまらない雰囲気や味のあるものもありますので、欲しいなと思っている方は、一度じっくり探してみてはいかがでしょうか。

新鮮で香り高いコーヒーを飲むなら、必ずコーヒーミルは揃えたい道具です。

コーヒーミルは、豆の油脂分や微粉が刃に付きやすく、ほっておくと固まってしまいますので、こまめにハケなどできれいにしてあげましょう。

電動の場合は、静電気などでも豆の薄皮がミルに付いてしまうので、挽いたコーヒーの味に悪い影響を与えないためにも、ちゃんとお手入れすることが大切です。
■ドリッパー

ドリッパーは、自宅で淹れやすいペーパードリップの道具です。
形状で淹れ方が変わるドリッパーは、抽出とろ過が同時に進行していくので、内側の構造ができあがりのコーヒーの味にかなり影響してくるんです。

ドリッパーには、大きく分けて1つ穴のものと3つ穴のものがあるのですが、ポイントは、「穴よりも内側の溝」なんです。この溝の役割は、「注がれたお湯の流れを助けること」と、「蒸らしの時の空気の逃げ場を作ってくれること」。

3つ穴のカリタのドリッパーは、溝が縁まであります。お湯が落ちやすいので、数回に分けて注ぐのがコツです。1つ穴のメリタとコーノのドリッパーは、溝が途中までしかありません。
ゆっくり蒸らしたら、あとは一気に注ぐのがコツです。
ちなみにこのコーノのドリッパーは円錐型なので、お湯の流れに圧がかかりやすく自然に蒸らしができますので、ペーパードリップ初心者の方にはおすすめかもしれません。
そして構造状、コーノのドリッパーはお湯の流れがコントロールされやすいので、ネルドリップのようなコクのあるコーヒーになります。カラーが豊富にあるのもいいですね!

淹れ方の条件によってもコーヒーの味はぜんぜん変わります。あっさりめに飲みたい時や、しっかり味わいたい時など気分に合わせて淹れ方を変えてみてください。

お気に入りのものが見つかったら、同じドリッパーを最大限に活用してみてください!

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