大正の古民家カフェ 古桑庵

今回は自由が丘にある喫茶店を紹介させて頂きます。
自由が丘というと、お洒落で高級感のある街というイメージですが、ここで紹介する古桑庵はそのイメージに当てはまりません。

 

いうならば、自由が丘に素朴にひっそり佇む隠れ家的喫茶店です。

 

さて自由が丘駅北口を出て、みずほ銀行が接する通りを通り、坂を登り、左手にラ・ヴィータという小さいレンガ作りの橋が見えます。
其処まできたら、対面に古桑庵の看板がみえますよ。

 

軽く古桑庵の建物説明させてもらうと、古桑庵(こそうあん)の名前の由来は、茶室が桑の古材を使用しているからです。

 

古桑庵という名前は夏目漱石の長女筆子の婿である小説家の松岡譲さんがつけました。
古桑庵の初代当主、渡辺彦は大正末期にこの家を建てました。
そのときに渡辺さんの好きな桑の古材を使い、茶室「古桑庵」は昭和29年に完成しました。

 

古風の趣を醸す日本家屋ですね。
外から見ると木の板ひとつで歴史を感じさせる色を出しています。
黒みがかかった建物に青々しい木々が対照的でありながら、自然に上手く溶け込む風景となっております。

 

この風景も一朝一夕では出来ないものだとわかります。

さて、入り口の扉を開き、中へと入りましょう。
中の作りは和風の雰囲気で出来上がっています。畳に、ガラス戸、掛け軸、模造刀、日本人形等がおいてあります。
畳の上には丸い木目のちゃぶ台が幾つかあり、その周りに座布団が敷いてあります。

 

この喫茶店ではちゃぶ台の座布団が席となっています。そして、席と席を仕切る物がないので広く足を伸ばすことができます。

 

この茶室の一面は庭に面しておりガラス戸から、庭の風景が一面みられます。
緑の木々から漏れる光がガラスを通って茶室を照らしています。都会にあるとは思えない、静けさがあるのも味ですね。
どこか、懐かしさを感じます。
また、天気や季節によってその風景は変わるので、違った楽しみも感じられますよ。
それでは、メニューも見ていきましょう。メニューも和風のメニューとなります。
コーヒもありますが、お茶、抹茶も置いております。
気になる値段ですが、すこし抜粋すると

抹茶       和菓子付き  830円
レギュラーコーヒ お菓子付き  530円
抹茶オーレ    和菓子付き   830円
いちごミルク   お菓子付き   530円
お茶請けの甘味はと言うと
古桑庵風抹茶白玉ぜんざい  930円
あんみつ          830円

となります。
一番人気は古桑庵風抹茶白玉ぜんざいです。
抹茶に白玉とぜんざいを入れたものになっております。
抹茶の苦味とぜんざい、白玉の甘みが程よく混ざって、優しい甘みを引き立てます。
ほっと一息ついてしまう味になっています。
そして、お口直しにほうじ茶と梅昆布が出されます。
抹茶の苦味の後に、暖かいほうじ茶、旨味たっぷり梅こんぶが合うと評判です。

 

また、夏は夏季限定ということでかき氷も置いてあります。

かき氷      730円
かき氷(レモン) 630円

暑い夏にはもってこいの一品になっていますね。

最後に
夏目漱石とも縁があり、古くからある古桑庵。
静かな落ち着きと自然の癒やしがあるこの古桑庵は、先代の人たちのこだわりを感じさせる作りになっています。
ガラス戸の配置、庭の風景、畳の上の座布団、そういったものから感じるのはスッととお客を受け入れる雰囲気です。
懐かしさを感じさせながらそのような雰囲気があるのです。
それは、もしかしたら上下を意識しない茶室のイメージからか、先代のこだわりか、わかりませんが、不思議な気持ちを起こさせます。
皆さんもぜひ、物珍しさひとつでもいいので来て下さい。

古桑庵
お問い合わせ 03-3718-4203
住所 東京都目黒区自由が丘1-24-23
営業時間 11:00~18:30
日曜営業
定休日 水曜
HP http://kosoan.co.jp/

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