日本人ならアイスコーヒー!でも時代をさかのぼって冷やしコーヒーと呼ぶのもいい?

心も体もあたたまる、ホットコーヒーもいいけれど、たまにはアイスコーヒーも良いですよね。

 

熱い夏の時期にだけ活躍しているわけではなく、冬でもノドを潤すためにさっぱりとアイスコーヒーを飲んでみたりする人はおそらく少なくはないでしょう。
アイスコーヒーというと、日本よりも外国の人たちがよく飲んでいるイメージがあるかもしれません。実は、そうではなく、このアイスコーヒーという飲み物は、もともとは日本で発祥したものだったのです。
しかも、アイスコーヒーが発祥した場所をさらに突き詰めていくと、かなり意外な場所にありました。なるほど、東京の都会で昔の若者たちが流行らせたのかな?と思う人が多いでしょう。
違うのです。では、アイスコーヒーが発祥した場所はどこなのか、という質問の答えは?なんと、あのにぎやかな町である、大阪なのです。大阪というと、人気お笑い芸人に出身地が多かったりトラ柄の好きなおばちゃんたちがガハハと笑ったりするところなどを連想してしまいますよね。
日本の、それも大阪でコーヒーの革命が起きたのだと思うと、なんだか少し面白いですね。
しかし、ただのあつあつコーヒーを少し工夫してしまう話を聞いてしまうと、日本人にコーヒー好きが多いのもわかるような気がしてきます。もっともっと良いコーヒーを求めたわけですから。
もちろん、当時はアイスコーヒーのことをそのままの名前で呼んでいたわけではないです。ここは、にぎやかな大阪らしく、アイスコーヒーのことを冷やしコーヒーと呼び名をつけて、自分たちで冷やしたコーヒーを楽しんでいたのです。居酒屋で出されていそうな呼び方なので、当時の時代背景や、大阪らしさが出ていると思います。
ちなみに、今でも大阪ではアイスコーヒーのことを、レイコーと別の呼び方をする人たちがいるのですよ。冷やしとコーヒーの頭文字をとって、レイコー(冷コー)と言っているわけですね。日本で自分たちが広めたんだという大和魂や、コーヒーへの愛着心がよく伝わってくる言葉ですね。
コーヒーは99%が水でできています。つまりレイコーは、99%の水に少々、色んなものをつけたしただけの飲み物、ということになりますね。この、いとも簡単に作れるようなシステムが、アイスコーヒーをさらに魅力的にさせているのではないでしょうか。
ホットコーヒーは作るのに手間がかかることが多いです。冷ますまでに時間もかかります。その待ち時間を使って知り合いとなにげない会話をすることも、ホットコーヒーの1つの楽しみ方かもしれないですね。
しかし、忙しい人や、猫舌の人など、早くコーヒーを飲んで楽しみたい、という人もいるでしょう。そんな願望がすぐに叶ってしまうのが、アイスコーヒーといえます。どんな人でもここまでお手軽に飲めてしまう、というのは、とても素敵なことだなと思うのです。
じっくりと味わって飲みたいときには、ホットコーヒー。その点、アイスコーヒーは、すぐに飲みたいときに便利ですよね。あたたかいか冷たいかで、これだけ楽しみ方が違ってくるのです。そんな冷やしコーヒー、また別名レイコーを生み出した大阪の人たち。彼らはコーヒー界に、もう1つの革命を起こしてくれたのですね。
コーヒーの革命に昔の日本人たちがかかわっているなんて、なんだかコーヒー好きとしては、誇り高い気持ちになってしまいますね。
ところで、冷やしコーヒーもホットコーヒーも、もちろん水、またお湯を入れることでコーヒーになっていきます。コーヒーは、99%が水で出来ています。だからこそ、砂糖やミルクを少し加えるだけでかなり味が変わってくれるのです。
たかだか99%のただの水が、どうして挽いた豆を入れるだけでこんなにおいしくなってしまうのか、少し不思議になります。
第1の理由に、砂糖などフレーバーの効果ももちろんあります。喉が渇いて倒れそうな人が砂糖をなめたら、喉がうるおって生き延びることができた、という話もあるくらい砂糖の持つ力は大きいのです。砂糖でうがいをすると風邪をひかない、ということもよく言われています。しかし、このさいには、調子に乗って砂糖ばかり口の中に入れてしまうことがあるので、虫歯には気をつけたいところです。
第2の理由には、温度を挙げたいです。ホットコーヒーの場合、飲むとあたたまります。アイスコーヒーの場合、冷えているからさっぱり飲める、という点がさらにどちらともの味をおいしくしているのではないでしょうか。
コーヒーは、リラックスできると同時に、他の気分まで変えてくれるアイテムなのだと思います。ほっとしたいときには、ホットを。さっぱりしたときにはアイスコーヒーを飲んでみる。行き詰ったときがあったら、そうやってコーヒーのあたたかさによって気分を変えてみるのも良い方法ですよ。
この時期は……とはいわず、1年中、その日が熱くても寒くても、アイスコーヒーを飲んで、喉や心を潤していきたいです。
いつか居酒屋で、レイコーを1杯!と叫んでみたいものですね。大阪のお店なら通用するかもしれません。都会でも、1度、試してみたいものです。レイコーという言葉に反応したら、その人はきっと、大阪の人か、そうではなければ知識のあるコーヒー好きの人でしょうから。

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