コーヒーのかすは捨てずにとっておきましょう。
コーヒーをドリップした後、「コーヒーかす」が残ってしまいます。このコーヒーかすは捨ててしまう方が大半のようですが、実は捨てるともったいない理由がいくつかあるのです。
まず、脱臭剤としての使用が可能だからです。脱臭剤は家庭のリビング、トイレ、冷蔵庫、ゴミ箱などの専用のものが数多く販売されていますが、このコーヒーかすを使うことで毎日の生活の節約にもなります。
そもそもこのコーヒーかすには大変優れた脱臭効果があります。ドリップなど、抽出が終わったコーヒーかすを乾燥させることで、いろんな場面で使える脱臭剤になるのです。
なお、このコーヒーかすには活性炭の約5倍と言われる消臭効果があるため、生ゴミやトイレ用の脱臭剤としてはもちろん、タバコの臭いも取ってくれるので、灰皿に入れての使用もおススメです。
次にご紹介するのが入浴剤としての使用です。コーヒーかすをさらし袋などに入れ、お風呂に入れると即席のコーヒー風呂になります。
このコーヒー風呂には体のはっかん発汗作用を活発にする働きがあるため、お肌もつるつるにしてくれます。また、角質を取る効果もあるので、ガサガサのかかとや気になる箇所に塗り込むことで、美肌効果も期待できます。
そして、このような美肌効果もあることから、フェイスマスクとしての使用もおススメです。
約4分の1カップ程度のコーヒーかすに卵1個分を混ぜ合わせ、フェイスパックの要領で顔に塗っていきます。しばらくした後、手で優しく顔をマッサージしながら洗い落としていきます。
このコーヒーかすのフェイスマスクには毛穴の汚れをスッキリ落としてくれる効果もあるため、女性の方は特に試してみるとよいでしょう。
次にご紹介するのが雑草の除去と肥料としての使用です。コーヒーかすには植物育成の阻害物質が含まれています。
よって、家庭の庭の雑草駆除に利用することができるわけですが、一方でこれとは逆に、植物の肥料としても使えます。コーヒーかすに籾殻やおがくずなどといっしょに発酵させて使うことで、立派なたい肥として生まれ変わるのです。
雑草を駆除しながら、発酵させればたい肥になるというコーヒーかすは、植物には欠かせない存在と言えるでしょう。
そして最後にご紹介するのが洗剤としての使用です。ガラス製のコップや瓶などの製品を洗うときに、コーヒーかすを少しだけ入れて振りながら洗うと、汚れがすぐに取れます。油のついた食器なども、スポンジにコーヒーかすをつけてこすることで汚れが取れます。
このように、捨ててしまいがちなコーヒーかすも、様々な場面で使用できるので、捨てずに有効活用しましょう。
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