小さな演奏家のコーヒーパーティ

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わたしのコーヒーの楽しみ方 “わたしは、専業主婦です。なので、長期の休み中もずっと子供たちと一緒に過ごしています。

 

毎日どこかへ連れて行ってと言うし、けんかもするし、なかなか宿題の取り掛からず、朝から寝るまで大声で怒鳴っている毎日です。怒ってばかりいて、反省する毎日でもあります。しかし、怒られた子供たちは時間がたつとケロッとしているんです。しかし、わたしは子供たちに感謝していることもあるのです。それはですね、私のコーヒータイムに秘密があるのです。怒られた子供たちは、怒りつかれた私がテーブルで、心を落ち着かせるために1杯のおいしいコーヒーを飲んでいるとき、自宅にあるピアノで子ども達に演奏をしてもらうのです。

 

イライラしているときは、ブレイクタイムが大事ですね。とにかく、状況をかえることが大切です。わたしの子どもたちは、習い事でピアノをしているので、その練習の成果をわたしのコーヒータイムの時に、そして、わたしの心が静めるようにそういう曲を選曲して、弾いてもらうのです。

 

専業主婦だと働いてはいなので、お金を使ってまで喫茶店にいきたいとあまり思いません。自宅で、なんちゃって喫茶店を子供たちと一緒につくっているのです。ピアノの音色と出来立てのコーヒーは、最高ですよ。設定は、私がお客さんで、子供たちは演奏家としての出演です。夏休みや冬休みなど親子の時間はたっぷりあるので、みんなを巻き込んでたのしいコーヒータイムを作っちゃったのです。生ピアノの演奏を聞いてのコーヒータイムは、贅沢です。

 

そして、次に子供たちは外遊びが大好きです。大きな公園に連れていったり、プールの連れて行ったりと運転手をしているわたしです。子供たちと出かけるときは、必ず自分で作った温かいコーヒーを魔法瓶にいれかえてもっていきます。子供たちが元気よく遊ぶ姿をみているとき、ひとりで優雅にコーヒータイムです。持ってきた香りのよいアツアツのコーヒーを飲むと体と心が温まります。夏場は、アイスコーヒーをもっていってます。

 

子ども達は、遊びに夢中になると2時間ずっといるので、それを待っているときのわたしの時間つぶしというか、気分転換にコーヒーを持参するようにしてるんです。紅茶でも、いいんじゃない?とお思いでしょうがそうではないのです。私の中の飲み物で格があるのは、コーヒーなんです。なんでだろうと思いますが、長年飲み続けているせいか、毎日欠かさないもの、週間になっているのがコーヒーを飲むことなんです。わたしにとって、精神安定剤のようなものです。

 

あと、コーヒーの力ってすごいんですよ。知ってました?眠気覚ましは、もちろんのこと、以前はコーヒーのブラックが飲めなかった夫が、私と結婚して変わったのです。ブラックのコーヒーを飲めるようになったのです。義理の母も驚いていました。環境って大事ですね。人って変わりますね。いままでは、うちの主人は、苦いのが苦手でコーヒーにたくさんのミルクと砂糖をいっぱい入れて甘ーいコーヒーを飲んでいたんです。もはや、コーヒーの香りもなく、味もなく砂糖の味しかしない、もったいない飲み方をしていたのです。それを知ったときわたしは、びっくりしました。

 

そこで、わたしはおいしいコーヒーを夫に教えてあげようと、結婚前はいろんな喫茶店を転々としたものです。最初は、全く違う紅茶などを注文していましたが、わたしが出来立ての温かいコーヒーを飲む前に、香りをかいだり、おいしそうに飲んだりする姿をみて、夫もコーヒーをのむようになったのです。

 

そして、夫も少しずつコーヒーのよさ、味わいが分かるようになったのです。今では、自宅でも会社でもブラックでコーヒーを飲んでいるようです。

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