手動のコーヒーミルを購入してみて。

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珈琲好きが昂じて、自分でも一度は珈琲を入れてみたくなるものです。そこで、試しに自分でも豆を挽いて飲んでみようと思い立ったのです。
とりあえず、購入までの流れですが、やはり市販品か、と珈琲関連の商品が並べられているホームセンターやイトーヨーカドーなど、駅前のデパート巡りを実施しました。まあ、なんと種類と価格の豊富な事。値段もピンからキリまでありました。やはり、コレ、というものを使いたいな、と思っていたのですが、どうにも自分にしっくりくるコーヒーミルが見つかりませんでした。
やはり足で探すよりネットの時代か、と思い直してPCで検索をしてみました。予想以上のラインナップです。アマゾンやヤフオク、楽天でも大量に販売されています。ネットの評価も信用出来ない時代です。画像だけでも判断できず、やはり実物がいいかもしれない、と思っていましたが、ヤフオクで2500円、送料込みの若干使用感があるものの、レトロなデザインと渋い木製部分の色合いがとっても気に入り、ポチってしまいました。
ヤフオクで購入後、1週間で自宅に届きました。こういう時、量販店やショップで購入した方が格段に早いな、と感じます。しかし、到着までに色々と豆を購入したり、周辺機器を購入したりと忙しくなりました。コーヒーミルが到着してすぐに軽く洗浄し、早急に豆を挽こうと思いましたが、如何せん、挽き具合というか、粉の粉砕具合が分からないのです。
兎に角、粗い方が良いのか、細かい方が良いのか。悩む前に、段階を踏んで複数を試し飲みするしかありません。挽き具合のメモリがはっきりしているミルではなく、ネジで調節するタイプだったので、まずはキツメ、つまり細かく挽くものから試してみました。お湯の温度調節なども必要なようですが、そこら辺はアバウトです。普段のインスタントコーヒーを飲むときと同様の温度です。試し飲みに使用した豆はよくあるブレンド豆の安いものでした。
結論から話しますと、細かい挽きだと珈琲豆特有のエグミが強く出すぎてしまい、美味しさを全く感じませんでした。徐々に段階をふんで、粗めの方が自分に合っている事が判明しました。お湯の入れ方などもテクニックがあるようですが、素人が玄人の真似事をしたところで、と思い、自己流で入れています。しかしながら、粗めで挽いた珈琲はものすごくすっきりしていて、美味しいものでした。あくまで、私にとっては、ですが。
コーヒーミルを購入した場合、挽き具合で試し飲みは必須だと思います。電動のモノはメモリがついていて便利だな、とも思います。手引きでは独特な豆を磨り潰す感覚がとても楽しいです。そして音も良いです。粉っぽい仄かな珈琲の香りも楽しみの一興かと思います。
次に、豆のセレクションですが、色々試しましたが安いブレンド豆を粗引きするのがバランスが一番よかったように思います。それぞれ、豆はクセというか香りがありますので、そこは個々人でお楽しみ頂ければ、と思います。
素人でも、おそらく粗めの方がすっきりとした味が楽しめると思います。珈琲のエグミが非常に苦手です。カフェによっては、エグミがきつい所もありますし。やっぱり、自分で入れると失敗も成功も楽しめる点でやはり良いです。今回、ヤフオクで購入しましたが、故障品などもこっそり販売しているようなので、神経質な片はショップで直接手にとって、店員さんに質問しながら購入するのが良いのではないでしょうか。
私はどちらかと言うと、店員さんの素人へ情報を伝える時の、「面倒くせぇな」感を少しでも味わいたくないのでネットショップに頼ってしまいましたが。やはり、自分で選択して自分で失敗して、自分で開拓していく方が自分なりの経験を得る方が貴重だと思います。
ぜひ、手回しのコーヒーミルを試して欲しいと思います。
また最後に私のおすすめのコーヒーの紹介もしておきます。
コーヒーマニアの僕が【珈琲きゃろっと】を溺愛する理由5つとは?

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