自宅で激旨コーヒーを淹れる4つの秘訣とは?

珈琲きゃろっと(コーヒー通販)
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今回は、「カフェのようなコーヒーを自宅でカンタンに飲める方法」をここだけで、話そうと思います!

え?!そんなこと本当にできるの?誇大表現じゃない?

本当です。この方法を使えば、自宅でバリスタ並みのコーヒーが飲めるので、コーヒー好きの方は、ぜひ試して欲しいと思っているんです。

実際、僕 コーヒーマニアNAOもやっていますからね!

今回の記事を読むと、こんな内容を知ることができます。

この記事で知ることのできる内容は?
・なぜ高級豆を買っても、自宅でカフェの味が再現できないの?その理由
・コーヒーの99%は「水」です。コーヒーを旨くする水の種類は、コレ!
・家庭でカフェ並みのバリスタコーヒーを淹れられる簡単な仕組み作りとは?
抽出方法にフレンチプレスを選ぶことで、素人でも極上のコーヒーを淹れられる

・コーヒーマニアの僕が愛用しているベストアイテムとは?
・など

僕も長年ずっと間違っていた「自宅で美味しいコーヒーが飲めない人がやっている致命的なミス」も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

自分で言うのもなんですが、コーヒーマニアの僕だからこそ書ける生々しい体験談だと思います。

「コーヒーの味の方程式」を知れば、激旨コーヒーが自宅で作れるようになる!

コーヒーの味は、この公式で成り立ってます。

「①コーヒー豆の品質」×「②水の品質」×
「③コーヒーの温度」×「④コーヒーの抽出技術」=「コーヒーの味」

この方程式をクリアすれば、自宅でバスタが淹れたようなコーヒーを飲めるのです。

でも、

なんだか、難しそうだな…

と、あなたは思うかもしれません。

そこで、まずは

自宅コーヒーとバリスタコーヒーの違い

を見ていきましょう。

この話は、とてもシンプルです。

ちゃんと理解すれば、

なんで、難しいなんて思ってたんだろう!もっと早く知りたかったよ!

と思えるようになるでしょう。

家庭コーヒーとバリスタコーヒーの違いとは?

コーヒーにこだわっている一般の方は、
①コーヒーの品質
④コーヒーの抽出技術
この2つに、こだわってる人が多いです。
実際、僕もそうでした。
コーヒー豆の品質にこだわり、スペシャリティコーヒーの有名店で最高級品質であるCOEロット(※簡単に言うとコーヒーの品評会で非常に高い評価を得たコーヒー豆)を購入して、ドリップコーヒーの淹れ方を練習していましたが、どうしてもカフェの味が再現出来ませんでした。
あの当時、

同じコーヒー豆を使って、なぜカフェで飲む味を再現出来ないのだろう?

と不思議でたまりませんでした。
でも、解決策は意外とすぐに見つかったのです。
コーヒーにこだわりのある一般の方でも
②水の品質
③コーヒーの温度
まで気を配っている人は、どのくらいいるでしょう?
コーヒーの99%は、水です。
こう考えると
②水の品質
③コーヒーの温度
が、味に相当な影響を与えることが想像出来ます。
コーヒーの味を決める一部の項目にどれほどこだわっても
①コーヒーの品質
②水の品質
③コーヒーの温度
④コーヒーの抽出技術
の全てのバランスが悪ければ、美味しいコーヒーを淹れることはできないのです。
では、どうすれば
①コーヒーの品質
②水の品質
③コーヒーの温度
④コーヒーの抽出技術
が高いレベルで、バランスのとれたコーヒーが出来るのでしょう?
ひとつずつ解説していきましょう!

家庭でカフェのバリスタコーヒーを淹れる仕組みとは?

仕組み化すれば、毎日美味しいコーヒーを手間をかけずに家庭で楽しむことが出来ます。
ここからは、その仕組み化に必要な知識やアイテム・方法をお話していきます。
①コーヒーの品質
②水の品質
③コーヒーの温度
④コーヒーの抽出技術
この4つ別に話していきますね。

①コーヒー豆の品質

なにも高いコーヒー豆を購入する必要はありません。
コーヒー豆の品質とは、
あなたの嗜好に合うコーヒー豆を選ぶ
と言うことです。
よく通っていたコーヒー屋で、こんな光景をみたことがあります。

来店客「どれが美味しいの?」

バリスタ「うちのコーヒーはどれも美味しいです」

来店客「あ…ですよね…」

この残念なやり取りをコーヒー屋で見かけたことがあります。

来店客もバリスタも両方の気持ちが分かるだけに残念で、、、。

初めて来た方は、品揃えが豊富なお店では何を買っていいか分からないから迷ってしまいます。

なので、率直に「どれが美味しいの?」と聞きます。

でも、バリスタはコーヒーのことは知っていても、肝心の初めて来店された方の【好み】を知りません。

だから、下手に「これがオススメですよ」と言えないことがあるのです。

コーヒーは、嗜好品です。

たとえ、品評会で世界一の高得点を出したコーヒーであっても、あなたの【好み】に全く合ってないコーヒーであれば、そのコーヒーはあなたにとっての美味しいコーヒーではないということを理解しなければなりません。

さらに、接客の上手いバリスタは、「どれが美味しいの?」と聞かれたら、あなたの【好み】を探る質問をしてくることが多いです。

私が「面白いなぁ」と思ったバリスタの質問は、

「好きな果物ありますか?」

というもの。

あとになって分かりましたが、スペシャリティコーヒーを扱っていて、カッピング(味を見極める技術)を勉強してるバリスタは、コーヒーの味を果物に例えて表現し合っていたのです。

「このコーヒーの酸味は、果実味あるフレッシュなグレープフルーツのような酸だ」

といった言い回しです。

一般の人が聞いたら「何言ってるんだろう?」と思いますよね。

よくコーヒーの味を表現する食べ物の例として、下記のようなものがあります。

①酸味やフレッシュ感がある
レモン、グレープフルーツ、オレンジ、グリーンアップル

②フレッシュ感のある甘みがある
マンゴー、メロン、ベリー 果物ではないですがキャラメル、はちみつ③コクがある
ナッツ、チョコレート

自分の【好み】をバリスタに伝えたいときは、これらの食べ物を例に使うと、スムーズにコミュニケーションが進むでしょう。

スペシャリティコーヒーを多く取り扱っているお店では、だいたい伝わるかと思います。

いずれにせよ、美味しいコーヒーを選ぶには、

・酸味があるものなのか
・コクがあるのか
・甘みのあるものが好きなのか

このようなあなたの【好み】をバリスタに伝えるようにしましょう。

あなたの味の好みに、もっとも詳しいのは当然ながらあなた自身ですから。
バリスタは、あなたの好みが分かれば、あなたの好みに合うコーヒー豆を紹介してくれます。
あなた自身がコーヒーのプロになる必要はありません。
大いにバリスタを活用すべきです!もし近くに良いコーヒーの購入先が見つからない場合、おすすめのコーヒー通販紹介しておきます。
コーヒーマニアの僕が【珈琲きゃろっと】を溺愛する理由5つとは?

②水の品質

繰り返しになりますが、とても重要な事なのでもう一度お伝えしておきます。

コーヒーの構成比99パーセント以上は、水!

です。

コーヒーの味を引き出すのは水次第。

水が、変わればコーヒーは変わります。

だからと言って、コンビニで売っているミネラルウォーターなら何でもいいというわけではありません。

バリスタ並みのコーヒーを自宅で簡単に飲むために、まず知って欲しいこと

水は、2種類に分けることができます。
1つ目は、硬水です。

マグネシウムのイオン濃度(mg/L)と炭酸カルシウム(CaCO3)濃度が100mg/Lより高いもの=硬水です。

2つ目は、軟水です。

マグネシウムのイオン濃度(mg/L)炭酸カルシウム(CaCO3)濃度が100mg/Lより低いもの=軟水です。(※ミネラル分の量が少ない軟水の方が人は美味しく感じます)

さて、この硬水と軟水。

どちらが、コーヒーに最適なのでしょう?

軟水と硬水、どっちを使えばコーヒーが美味しくなる?

コーヒーの水は、一般的に軟水が良い」とされています。

軟水の場合、コーヒーの味わいがマイルドで酸味の立つ味わいになり、コーヒーそのものの特徴が出やすいからです。

硬水の場合(マグネシウムの多い水を使った場合)は、苦味が強くなる傾向があります。

そのため、コーヒーを淹れる水を買うときは、極力軟水を選びましょう

軟水か硬水かの簡単な見分け方

ミネラルウォーターのラベルを見ると【硬度】という表記があります。

コーヒーを淹れるために使うなら、「硬度100mg/l以下のもの」がおすすめです。

また硬水にも、ミネラルを摂取出来るというメリットがあります。

硬水で飲みたい場合は、海外ブランドのミネラルウォーターを買ってください。

『コーヒーメーカを使うときの注意点』
ただしコーヒーメーカーを使ってる方は、硬水を使用するとミネラル分が詰まって故障の原因になることがありますので注意して下さい。またコーヒーの苦味や雑味を強調してしまうので不向きです。

コーヒーにこだわっている方は、今すぐ水も見直してみてください!

水を変えてみると、コーヒーの味が変わってきますよ!

また、水の選び方ポイントも紹介しておきますね。

コーヒーを美味しくする「水の選び方」で外せないポイントとは?

コーヒーに適してる水の選び方で外せないポイントは、

⑴軟水であること。硬度100mg/l以下のもの。
非加熱であること。

です。

非加熱の水でコーヒーを淹れると、まろやかな風味が味わえます。

これらの条件を満たしている水を選ぶと、ほぼハズレはありません。

③コーヒーの温度

次は、温度の話です。

美味しいコーヒーを淹れる為の温度の話をするために、まず私の祖父(八女茶の茶技師)の話を聞いてください。
私の祖父は、茶園の設計に携わったり、お茶に関してプロでした。
その祖父に、
「お茶煎れて」
と言われて、何も考えず普通にお湯を沸かして、お茶を煎れました。
すると、祖父は、そのお茶を飲み一言!
「渋い!!!
茶葉は、祖父がいつも煎れている茶葉です。
同じ茶葉を使っているのに普段、祖父が煎れてくれるお茶とは明らかに味が違ったのです。
私が首を傾げていると、祖父は優しく種明かしをしてくれました。
「お茶は高い温度で煎れるとと渋み成分が強くでる。抽出するお湯の温度で味のコントロールするんだ」

たしかに祖父はお茶を煎れる時、水かぬるま湯を使ってました。

「渋くならないような工夫だったのか」と、とても納得したことを覚えています。

ただし、水かぬるま湯で煎れると味が薄くなってしまうので、茶葉を多目にして濃くして煎れる必要があります。
祖父は、濃く水かぬるま湯で煎れたお茶の原液に、熱いお湯で薄めて適温にして、お茶を煎れていました。
こうすることで、甘みと旨みはありつつ、渋くない茶となるのです。
コーヒーにも抽出に適した温度があります。
コーヒーの温度に関しては、2018年2月6日に放送した「マツコの知らない世界」という番組のゲストとして、コーヒー豆の焙煎士として日本人で初めて世界選手権で一番になり、世界一になった後藤直紀さんが出演して語っておりました。

後藤直紀さんは、

  • 全日本コーヒー商工組合連合会(JCQA)認定 コーヒー鑑定士
  • CQI認定 Qグレーダー、アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)認定
  • カップ審査員
  • 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)認定
  • アドバンスドコーヒーマイスター SCAJ認定
  • ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ味覚審査員

などの資格を持っている、すごい人です。

コーヒーが一番美味しくなるお湯の温度は?

自宅で美味しいコーヒーを淹れるには、

お湯の温度に関しては、一番雑味が出にくい「80~90度のお湯」を使うこと

を後藤さんは推奨しています。

お湯の温度は、沸騰していない温度がいいと言うことです。

ちなみに、私は後藤直紀さんが福岡で経営している【豆香洞コーヒー】に何度かお邪魔させて頂きましたが、後藤直紀さんは毎回お湯の温度を温度計で計ってコーヒーを淹れておりました…。

ここまで徹底していないと世界一には、なれないのでしょう。

100度に沸騰したばかりのお湯は、コーヒーをマズくする

お湯の温度で、コーヒーの味の変化があります。

お湯が高温になるほど、苦味や渋みの成分が早く出てきてしまうのです。

なので、

100度に沸騰したばかりのお湯を利用すると、苦味や渋みが強いコーヒーになってしまいます。
適温のお湯を使うと、酸や糖など粒子が小さく軽い成分がバランスよく抽出され、苦味や渋みといった溶け出しにくい成分の抽出を押さえられ、苦味や渋みといった雑味が少ない軽い味わいになる傾向があります。

④コーヒーの抽出技術

最後に、コーヒーの抽出技術について話していきます。

こればかりは、

どうしても家庭では再現出来ないだろう…

と思われるかもしれません。

しかし、よくよく考えてみるとそうでもないのです。

コーヒーの抽出方法8つ

コーヒーには、無数の抽出方法があります。

私が思いつくだけでも

  • エスプレッソ
  • エアロプレス
  • ペーパードリップコーヒー
  • ネルドリップ
  • サイフォン
  • コールドブリュー(水出し)
  • ニトロブリュー
  • フレンチプレス
  • など

それぞれの細かな説明は割愛しますが、こんなにも抽出方法があるのです。

この抽出方法の中で、エスプレッソのように高額な抽出機器や高い技術が要求される抽出方法もありますが、ドリップコーヒーには高額な道具は必要ありません。

でも、ドリップコーヒーは、淹れる人の技術により味に雲泥の差が出てしまいます。

プロのバリスタと素人では、圧倒的な味の差が出やすい抽出方法。

それが、ドリップなのです。

これを踏まえて聞いてください。

では、バリスタのような技術がない素人でも、美味しいコーヒーを家庭で淹れるには、どうすればいいのでしょう?

バリスタのような技術がない素人が選ぶべき、抽出方法はコレ!

道具も安価でプロの技術が反映されにくい抽出方法。

それが、

フレンチプレス

です。

フレンチプレスとは、見た目は紅茶を点てるときに使う器具と同じです。

粉を入れて、お湯を注いで、あとは待つだけなので、本当に簡単です。

まず準備として、器具は温めておきます。(コーヒーカップも忘れずに)

次に、コーヒー豆を少し粗めに挽きます。

なぜ少し粗めかというと、ペーパーフィルターと違って、プレス用の金属のフィルターは目が粗くなっており、コーヒー豆を細かく挽いてしまうと、抽出したコーヒーの方に粉が混ざってしまうからです。

もっとも粗く挽いても、多少はコーヒーの粉の微粉は入りますが、そのような抽出方法なので、ご了承下さい。

そして、挽いた粉はプレスの中へ。

その後、お湯を注いでいきます。

半分ほどお湯を入れたら、1分ほど蒸らしタイム。

それから、残りを注いで抽出が終わるのを待ちます。

お湯を注ぎ始めてから、4分ほどです。

時間になったらつまみを押し下げ、できあがりです。

激旨コーヒーができる抽出方法「フレンチプレス」のコツとは?

量や時間をきちんとはかること

です。

コーヒー豆の量については器具、コーヒー豆によって違いがあるかと思いますが、参考までに目安を記載しておきます。

  • 一杯分 コーヒーの粉15g       お湯150cc
  • 二杯分 コーヒーの粉25g       お湯200cc

これを目安にしながら、カップに注いでみてください。

油分が浮いているのがわかります。

これが、ペーパードリップとプレスの違いです。

これはコーヒーオイルと言って、コーヒー豆が本来持っているもので、ペーパーフィルタやネルドリップは、このせっかくのコーヒーオイルを濾してしまいます。

フィルターで濾さない分、香りや味もそのままなら、少しの雑味や微粉もそのまま味わうことになり、豆の鮮度が分かりやすい抽出方法なのです。

コーヒー豆の品質に自信があるカフェは、このフレンチプレスを推奨しているお店もあるほどです。

誰でもいつも同じ味わいのコーヒーが淹れられる方法は、フレンチプレスです!

一度試してみてくださいね。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

①〜④の項目を実行していけば、

特に毎日手間もかけずにカフェと変わらない、カフェに近い美味しいコーヒーを毎日家の中で飲むことができます。

カフェや喫茶店の雰囲気を味わいながら、美味しいコーヒーを楽しむことも良いですが、

一番リラックスできる「自宅」で、一番リラックスできる椅子やソファに座り、極上のコーヒーを飲む。

これほど心からリラックスできるシュチエーションも、なかなかないと思います。

あなたの家にも、コーヒーライフを思う存分楽しめる空間を作ってみてくださいね!

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