自然を眺めながら特別なコーヒーを堪能できるJURIN’S GEO

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JURIN’S GEOというカフェの情報をインターネットで見つけて、秩父旅行も兼ねて訪ねてみました。コーヒーが大好きな私は今回の旅行の目玉はここ!と決めていました。

JURIN’S GEOは秩父鉄道浦山口駅から徒歩15分の場所にある大自然の中にあるカフェです。駅から15分というと夏場はじっとりと汗ばむくらい…少し遠いです。
しかも上り坂が続くので体感時間は15分よりも少し長め。

カフェの奥には橋立鍾乳洞があるのでここに観光にくる方や札所28番橋立堂境内にあるため、巡礼途中の方が立ち寄って休憩をしていくのだと思います。私も鍾乳洞を観光したあとにお店に行きました。

橋立鍾乳洞の日本の観光地といった古風な感じとは違い、JURIN’S GEOはとてもおしゃれ。田舎っぽさも全然ないのです。外観はウッド調でどこか可愛らしい雰囲気があり、店頭にも水彩画が描かれた小さなカンバスがセンスよく並べられていたりと外からみているだけでもとても楽しい気分になってしまいます。全てがSNS映えしそうな雰囲気にたくさん写真を撮ってしまいました。私がここへ訪れたのは夏だったので、店内の窓が開けっ放しになっていて、風にのってコーヒーのいい香りが外まで流れていました。

さっそく店内に入ってみると、とても広々と開放的でした。客席は案外少なくお隣りとの距離もたっぷりとってありました。ちょうど良い音量で音楽もかかっていて大自然を窓から眺めてとってもリラックスできます。テラスにもいくつか席とテーブルがあり、外でゆっくりとコーヒーを頼んでいる人もいました。キッチンも客席から丸見えで境がない空間が心地よかったです。店員さんもとても丁寧で居心地は最高です。

淡雪というさとうきびを使った小さなかき氷とアイスコーヒーのセットが人気メニューのようですが、初めての来店だったので最高峰/COEストレート 720円を注文しました。
COEとはカップ・オブ・エクセレンス(Cup of Excellence)のことで、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質(トップ・オブ・トップ)のものに与えられる名誉ある称号だそうです。JURIN’S GEOではこのCOE受賞農園の受賞当該豆を使ってアイスコーヒーを作っているので全体的にお値段も少し高めです。
最高峰/COEストレートは大きな氷が入ったグラスとコーヒーが入ったグラスが2つ同時に提供され、氷のグラスにもう一方のグラスから少しずつ注いでいただくのだと説明をうけました。渋みのある深い味わいを想像していたのですが、酸味が強くフルーティーでした。普段酸味の強いコーヒーは苦手なのですが、JURIN’S GEOさんのコーヒーは後味がさっぱりしていてしつこくないので夏の暑い日にびったりでした。飲んだあとにさっぱりするコーヒーに初めて出会ったので、とてもトクをした気分です。

酸味のあるコーヒーはスイーツにもよく合いそうなので、追加でアイスクリームを注文しました。ワン オン ワン アイスクリームといって22種類のフレーバーから2種類を選ぶことができるとのこと。その組み合わせは231通りにもなるので何度きても楽しめそうです。バニラ・バニラとミルクヘーゼルをいただきましたが、濃厚でとってもおいしい。
やはりコーヒーとの相性は抜群でした。

私にとってコーヒーはあまりに日常的に飲んでいるものなので忘れていましたが
高いお金を払って特別に選ばれた豆を使ったコーヒーを、ゆっくりゆっくり味わいながら飲むというのはとても贅沢で特別な体験だなぁと改めて思いました。
チェーン店では味わえないおいしさのために日々頑張って、またここで贅沢な時間を過ごしたいなと感じました。

ジュリンズジオ
秩父・浦山口にある本格コーヒーカフェ・ジュリンズジオ。お店で焙煎するこだわりの豆はすべてスペシャルティコーヒーです。札所28番橋立堂目の前のおしゃれなcafeで日頃の疲れをいやしませんか?珈琲と一緒に22種類のこだわりアイスもご賞味ください。

〒369-1872
埼玉県秩父市上影森673-1
(秩父巡礼札所 28番橋立堂境内)

アクセス:秩父鉄道 浦山口駅 徒歩15分
定休日:水曜定休
営業時間:10:00〜日の入りまで (L.O 17:00)

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