1日のコーヒーの適量とはどのくらいなのでしょうか

コーヒーが好きだという方は世の中に大勢いらっしゃいます。

出勤前や出勤中、仕事中、食後など、ほっと一息つくときにコーヒーを飲んでいる方というのは、身の回りにもたくさんいるでしょう。

しかし、自宅にあるもの、自分で買ったものだけではなく、たとえば会社の会議中に出されたコーヒーや訪問先で出されたコーヒーも合わせると、1日でもかなりの量のコーヒーを飲んでいるのではないでしょうか。このコーヒー、健康に害を及ぼさない量というのは、どのくらいのものなのでしょうか。

まず、コーヒーを飲むことのデメリット、健康に害することというのは具体的にどんなことなのかを見ていきます。
コーヒーの健康への害というのはズバリ、「カフェイン」によるものと言えます。コーヒーを飲みすぎてしまうと死亡率が上がるといった研究結果もあるほどで、適度な量を意識していないと、体に悪影響を与えてしまいます。
また、カフェインの刺激が増えすぎてしまうと、精神や身体に多大な影響を与えてしまう可能性もあり、逆に急にコーヒーを飲まなくなると、頭痛や疲れなどの離脱症状が起こる場合もあります。
コーヒーの過剰摂取で起こる健康被害とは具体的に、不安や不眠、そして焦りなどの精神症状や、胃痛、吐き気、動悸などの身体症状が挙げられます。
その他、コーヒーのデメリットとしては、飲みすぎが肥満の原因になってしまうことです。美肌作りなどをサポートしているクロロゲン酸は、コーヒーを摂取しすぎると脂肪を体内にため込んでしまいます。また、女性がコーヒーを飲みすぎてしまうと、体内の鉄分に反応し、吸収を妨げ、貧血の原因になってしまいます。それから、コーヒーの過剰摂取は口臭の元ともなってしまうため、女性は特に注意が必要です。

一方、コーヒーはデメリットばかりではありません。コーヒーを飲むことのメリットももちろんあります。たとえば、がんの予防や二日酔いをはじめとした頭痛の改善、老化防止、精神安定、うつ病の予防、脂肪燃焼、肝機能の改善、痛風予防などが挙げられます。

特に飲酒が好き、飲酒の機会が多いなどといった方は二日酔いの頭痛を改善してくれるばかりでなく、毎日コーヒーを適量飲む人の方が肝機能の調子がよいといった研究結果もあります。

また、コーヒーは前述のようにうつ病の予防としての効果もあり、適量飲んでいる人の方が飲まない人より、うつ病に発症する確立が低いこともわかっています。こうしたことはコーヒーに含まれる抗酸化物質の働きによるもので、精神安定にも効果があるのです。
それからコーヒーは、飲みすぎなければ脂肪分解を促進し、自律神経に働きかけてくれるので、エネルギー消費を高めてくれます。そして、コーヒーに含まれる抗酸化作用は女性のシミ発生も抑える働きがあるため、美肌に対しても効果が期待できるのです。

適量を考える前に、飲み方も考えてみましょう。
コーヒーは若い方を中心に、寝る前に飲むことで寝つきが悪くなってしまったり、睡眠の質が悪くなることは世間でも大変よく知られています。しかし、特に注意が必要な飲み方、時間としては寝起きのコーヒーが挙げられます。
眠気を覚まそうと、何も食べておらず、胃が空っぽの状態でコーヒーを飲んでしまうと、体内のインスリンの調節機能が乱れてしまい、血糖値を上げすぎてしまうことにもつながります。中でも、甘いお菓子や菓子パンとコーヒーをあさいちで組み合わせてしまうのは血糖値の観点から大変危険で、コーヒーを飲むのであれば、朝食後がおススメです。そして、その朝食後のコーヒーも、食べてから30分以上あけてからが望ましいと言えます。

さて、いよいよコーヒーの適量についてですが、カフェイン量で言うと400mg以内というのが、成人男性が健康に害を及ぼさない量の目安と言われています。このカフェイン量をコーヒーカップで換算すると、だいたい約3杯から4杯分の量になります。そして、200mlの缶コーヒーでは1日3本から4本まで、240mlのマグカップなら1日3杯までが適量と言えます。
世界にはコーヒーが健康に良いといった研究結果もたくさんありますが、そうした研究においても、1日のコーヒー量として、カップで3杯から4杯を基準としているものが多く、やはり、これくらいの量こそが目安として考えるべきものでしょう。

適度な量を守れば、体にも多くのメリットがあるコーヒーですが、リラックスや気分転換を求めるのであれば、あえてカフェインのない飲み物を飲むこともおススメです。たとえば、カフェインレスコーヒーや麦茶、そば茶、どくだみ茶もよいでしょう。また、ハーブティーや緑茶、紅茶などもコーヒーの代わりにはなります。特に緑茶や紅茶は渋味成分であるタンニンがカフェインと結びつくため、コーヒーと比較しても飲みすぎによるカフェインの依存の心配はそれほどないため、まだ体には良いと言えるでしょう。

繰り返しになりますが、いずれにせよ、適度な1日の量を考え、健康にも良いコーヒータイムを楽しみましょう。

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