オンラインアシスタントは業務の一部をサポートしてくれるサービス。日頃から人手が足らない大手企業や中小企業に店舗運営でも利用可能となる、ありがたいサービスです。しかし、そんなオンラインアシスタントのデメリットや躊躇する理由について考えてみましょう。
現代の不安要素は情報漏洩？
現代社会における自社の業務を他社に委託する場合に、脅威となるのが情報漏洩。
顧客データの情報や企業内資料の流出といったことはニュースでも取り上げられる由々しき事態の一つです。
近年では、NASAのネットワークがハッキングされ個人情報が盗まれたや、アメリカ国防総省の内局である国防情報システム局（DISA）が管理している社会保障番号などの個人情報が漏洩していたといったニュースが取り上げられるたびに、人的ミスであるのか巧妙なスキルによって盗み出されている状況なのか様々な原因が浮かび上がります。
しかし、ハッキングなどの外部からのアクセスに対しては、完璧に情報漏洩させないシステムを構築するのは不可能に近いとも言えるのです。良く考えてみてください、NASAや国防総省のデータが盗み出されているため、それを防御しきれていない事実を考えれば、完璧に情報漏洩を食い止めることは難しいと言えるのです。
かといって、リスクを冒す必要性があるという訳ではないのです。
リスクは最小限にするに越したことはありませんが、便利を無視することは非効率でしかないのです。そして、これが現代のインターネット社会で問題の一つとなっています。
オンラインアシスタントのデメリットとは
現在、オンラインアシスタントをご利用検討中の企業や個人事業主の中には、情報漏洩を不安視しているケースもあるでしょうが、重要な機密情報を制作依頼するようなサービスばかりではありません。たしかに、顧客データなどメール一斉配信業務などの作業依頼をすることも出来るため躊躇してしまう理由もわかります。
仮に、顧客データが漏洩すれば、企業としての信用を失墜させるようなダメージを被ることにもなるため、利用したくないと考えている方もいるでしょう。しかし、他の企業と行うオンラインを介した仕事内容に関しての業務には、全く不安を感じていないのであれば不思議な話でもあります。現在取引のある企業のどこかで情報漏洩が起こらない保証はどこにもありません。業務委託を複数行っている企業であれば、それだけのリスクが広がることを理解しなければいけないのです。
そこで、オンラインアシスタントの利用を躊躇する理由にはならないのではないでしょうか。むしろ、オンラインアシスタントで業務をまとめて依頼することで、分散していた窓口を一つにして業務をサポートしてもらえば、リスク回避にも繋がると考えられるのではないでしょうか。
クラウドソーシングよりも安全
近年、雑務やネット系の業務をクラウドソーシングといったサービスを利用する企業も増えています。企業とフリーランスの企業を繋ぐツールとして、費用を抑えてサービスを受けられるため「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったサイトに注目が集まっています。
企業で登録して利用しているケースも多いのですが、実際にはフリーランス側のセキュリティが高いかは不明なのです。決められたセキュリティソフトを導入しているなどの情報は不明ですので、企業と個人でのやりとりの仲介役にクラウドソーシングの窓口があるだけです。従って、リスクが高い可能性もあると考えなければいけません。
一方の、オンラインアシスタントのサービスを提供する企業側は当然、他社の情報を扱うことを想定しているため、セキュリティに関してはかなり力を入れている状況だと考えられます。
オンラインアシスタントサービスを提供する
」を参考にさせていただきます。
アシスタントは秘密情報保持契約(NDA)を結んでおり、キャスタービズと企業間にて秘密保持も締結を行なう徹底ぶり。また特に繊細な情報は、Lastpassという暗号化管理ツールによって保管しているため、クラウドソーシングで依頼するよりも安全だと考えることもできるのです。
無駄な心配のし過ぎて、業務効率が悪い状況で仕事を推し進めるよりも、効率よく働き稼げる環境を作り出すように考えてみてはいかがでしょうか。
インターネット社会との付き合い方
パソコンやスマートフォンと言った便利ツールの誕生は生活を豊かにしてくれる反面、リスクを抱える結果ともなっています。ですが、上手に使うことが出来れば、企業にとっては利益を生み出す素晴らしいアイテムに変わりありません。
そして、オンラインアシスタントを利用し、本業とは関係ない雑務を任せることで、本業だけに集中する環境を作り出すことができます。それが、利益を生み出す結果にも繋がるため、現在利用を躊躇している方は、まず何を変えプラスに繋げたいのか考えてみることをおすすめします。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ではまたお会いしましょう。
コメント