猛暑が必ず年に一回は巡って来ます。夏は特に冷たい飲み物を摂取したくなるのですが、私の場合は特にアイスコーヒーを好んで飲みます。大人になってからは、アイスコーヒーにやっと落ち着いたという感じで、それまでが色んな種類のコーヒーを試しに作って飲んでみたりと、私が好む夏場の冷たい飲み物との関係は、コーヒー無くしては語る事は出来ません。
あれは忘れもしない、中学生の頃でした。猛暑の中七月も終わりに近づいたある日、家に帰ると誰も居ません。冷蔵庫に在った紙パック入り牛乳をグラスに注ぎ、その中にネスカフェのインスタントコーヒーの瓶の蓋を開けて、スプーンで適量牛乳の中に混ぜて最後にガムシロップを注ぐのです。そして、氷も入れて「コーヒー牛乳」が仕上がります。この飲み物は暑い時用にと、独自に発明したので、特に美味しかった記憶があります。コーヒー豆が砂糖の様に粉末状になっているので、それを活かしたのです。そして、当時もう一つ発明したのは、コーヒーアイスです。「バニラアイスクリームにインスタントコーヒーを混ぜるとどんな味に仕上がるのか？」と疑問を持ち、実際に試した所、粉末の粒々が上手くアイスに溶けずに、一口食べて「苦い！」と、失敗したのでした。
コンビニでは沢山の紙パック入りコーヒー飲料が豊富な品揃えで並び、色んな味が楽しめます。そんな中、昔から在るグリコの「マイルドカフェオーレ」は、子供の頃に飲んだ味と全く変わらないので、懐かしさと共に他の珈琲会社よりも親しみを覚えるのです。そんなグリコは、雪の結晶が紙パックにデザインされた「マイルドカフェオーレクリーミー」と言う新商品を販売していたので、早速購入して飲んでみました。クリーミーな分、ミルクの甘さが普段の商品よりも強くなっていましたが、「小学生の子供向けの飲み物に合っている。」と思いました。
そして、対照的な味のする森永乳業発売の「カフェラッテ」と言う商品は、渋みが有り、大人が好みそうな味わいです。冬限定でキャンペーンも有り、ストールやマルチケース、ペナントクッションその他が一万名のお客さんに当たるので、こういった取り組みもコーヒー飲料を購入する時の動機になったりするので、キャンペーンは大事だと思います。
雪印メグミルクの「毎日骨太コーヒー風味」は、パッケージに様々な説明がされてあるのが印象的です。一本飲むだけで、一日に必要なカルシウムと、ビタミンDが摂取出来るので、日頃から健康に気を付けている人向けだと感じました。育ち盛りの中学生、高校生が居る家庭向きではないでしょうか。２００ミリリットル入りで一本なので、手のひらサイズで持ち易く、まとめ買いして子供達が多い家庭には持って来いの商品です。気になる味は、コクと甘みが微妙に混じり合ったキャラメルの様な味が特徴的です。部活で運動部に所属している子供は、この毎日骨太が必ず好きな飲み物の一つになる筈です。
オハヨー乳業株式会社が発売しているセブンイレブンのロゴが真新しい「カフェラテ」は、セブン＆アイグループと、オハヨー乳業株式会社、味の素ゼネラルフーヅ株式会社の三社が共同開発した商品なのだそうです。
セブンイレブン以外のコンビニでは、このカフェラテを見掛けた事が無いのは其の為だったのかと最近気付きました。セブンイレブンに行った際、３００ミリリットル入りの方を必ず二つは購入しています。他のコンビニでは買えない商品である事が一番の魅力なので、コンビニに依って「我が社だけの商品」を発売する事は、大きなメリットがあると思います。私自身、セブンイレブンのカフェラテが一番美味しいと思います。幅広い年代に受け入れられる独特な味が消費者を惹き付けるのではないでしょうか。甘さと珈琲の苦みが程良く溶け合っているので、渋みは全くありません。
会社のお昼休みに、ビジネスマンやOLさん達が一斉にランチを買い求めて会社近くのコンビニに来ますが、お弁当やお握り、サンドイッチ等に必ずこのカフェラテも購入している人が、特に女性の方が割合では多い様です。男性は、缶コーヒーやペットボトル入りのお茶を買う人を多く見かけるので、ストローを刺して飲む行為は、傍から見ても女性の方が似合っていると思います。女性が珈琲を飲む仕草で思い出したのですが、カプチーノを一口飲んだ後、無意識に口の周りに泡が付いたりしている女性を見ると、微笑ましい気持ちになるのは何故だろうと思います。
乳飲料も沢山の会社が独自の研究をして発売しているのを改めて認識して、一つ一つの商品を飲むと今迄何気なく購入して飲んでいた時とはまた一味違った味わいに変わるのが不思議な感じがします。それは意識していなかっただけで、珈琲をじっくり味わうと各乳飲料の特徴や、珈琲に対しての各会社の思い入れが分かって来るのです。温かい珈琲でも、冷たいコーヒーの乳飲料でも午後のお茶の時間には、林檎のタルトやガトーショコラがマッチすると思いました。
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