コーヒータイムはどのようにお過ごし?

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コーヒーの効用は覚醒とリラックスでしょうか。心と体を癒し、高めてくれるのがコーヒーですね。
初めてのコーヒー体験では、苦くてかなわない思いをするのに、その味わいに取り込まれてしまうと多分、一生コーヒー好きになってしまいます。なんともいえない香気とたちのぼる湯気に、思わずほっと息をついてしまいます。

コーヒーを味わうのは、どういうシチュエーションがお好みですか?
自宅で味わうなら、自分で念入りに淹れて、頂く。朝起きぬけに淹れた1杯のコーヒー、頭がすっきりして体が目覚めます。食後のコーヒーは、食事の満足感をさらに高めてくれます。
お気に入りのカフェで頂くコーヒーも、もちろん美味です。
少し暗めに落とした照明に、静かな音楽を流しているお店。BGMはジャズでしょうか?R&Bでしょうか?古いバラードでしょうか?
ある時は、お気に入りのカフェでコーヒーとスイーツを頂く。
また、一人でふらりと入ったお店のカウンターでコーヒーを味わう。
そのうち、行きつけのカフェができますよね。ちなみに私は海の側の地方都市に住んでおり、海峡沿いにある喫茶店のコーヒーの味が好きです。そのお店は窓が大きく取ってあり、海が一望できるのがお気に入りです。天気の良い日は、窓から燦々と陽が降り注ぎ、天気の悪い日の日でも、荒涼と流れる海を見てぼんやりできます。

 

ところで、紅茶や緑茶は静かな雰囲気が似合いますよね。
コーヒーと比べられやすいのは、紅茶でしょうか。紅茶の持つ柔らかで落ち着いた雰囲気は、優雅なひと時を演出してくれ、ゆったりとリラックスして過ごせます。紅茶は淑やかな貴婦人のようで、コーヒーは活動を内に秘めつつ安らいでいる男性のよう、と例えるのはいかがでしょう。
もちろん紅茶も美味しく、様々な種類があって楽しむことができます。一緒に頂くスイーツも、華やかなものだと嬉しいですよね。優雅にしつらえられた空間で、静かなピアノ曲や弦楽曲を聴きながらティータイムを過ごすというのは、憧れです。
コーヒー、紅茶どちらも捨て難く、美味しい飲み物ではありますが、私見でいえば、コーヒーはやめられません。紅茶は口にしなくても平気ですが、コーヒーは「飲みたい!」と強く思ってしまいます。
また、スイーツに合うのはどちらかといえば、紅茶はお菓子の味を消さないようですが、私には後口にお菓子の味が残るのが苦手です。コーヒーはお菓子の味をさっぱりさせてくれるのが良いと思います。さらにコーヒーは、和菓子にも合わせられます。上生菓子にも良いと思っていますが、なんといっても、餡と共に頂いて美味しく、和菓子好きには嬉しいです。

 

コーヒー、紅茶、緑茶をそれぞれの特徴に合わせて、またその時の気分に合わせて選んで楽しめますね。

コーヒーには、覚醒作用と集中力を高める作用があります。その為、起床時に飲んだり仕事の合間に飲んだりすることで、私たちの活動を助けてくれます。紅茶はゆっくり腰を落ち着けて味わうもの、コーヒーは作業しながらでも味わえるものと言えるかもしれません。もちろん、落ち着いたBGMの流れる中、素敵なカップでコーヒーを頂ける時間は至福ですが、私は行動のお供にしても良いと感じています。
初めはただ単に時間が無く、けれどもコーヒーは飲みたいという状況からでした。仕方ないのでコーヒーをたっぷり淹れて、洗濯しながら拭き掃除しながらあるいは料理しながら、コーヒーカップを側に置いて飲みつつ家事をしました。缶ビールじゃあるまいし、邪道だとお叱りをうけるかもしれませんが、家事をしながらコーヒーをぐいっとあおる。なかなか乙なものです、これ。そしてそれからは、コーヒーが家事のお供になってくれているという訳です。

コーヒー好きなら、こだわりのコーヒーを念入りに淹れて、こだわりのカップでお気に入りの場所で、ゆっくりとコーヒーを味わいたい。それが正道でありますが、たまに目先を変えて、活動力を高めてくれるコーヒータイムというのもいかがでしょうか。また最後に私のおすすめのコーヒーの紹介もしておきます。
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