貴方と何度でも恋をする

その日の朝は、久しぶりの匂いで目が覚めました。
どうしたのかとリビングに行くと、先に起きていたらしい夫の手元には、懐かしいコーヒーミルが。
以前は、休日はこの豆のいい香りで目覚めることが常だったのですが、いつの間にかそういったこともなくなっていました。
そう、たぶん子供が生まれてから。 続きを読む 貴方と何度でも恋をする

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アメリカンコーヒーと彼女

あれは20年前、僕が大学生になったばかりの頃だった。苦しかった受験勉強を終え、バラ色のキャンパスライフに心躍らせていた僕が地元の友達とよく行くコーヒーショップがあった。 続きを読む アメリカンコーヒーと彼女

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マッチングコーヒー

私の家はコーヒーか紅茶のどちら派かといえばコーヒー派!!
両親もよくコーヒーメーカーでコポコポいい音を立てながらコーヒーを飲んでいました。
そんな私は苦いのが苦手なのでお砂糖多めの甘党派。
よく両親から珈琲をダメにしてるって言われていました。
言われなくったって私だって思ってましたよ。いつも飲みながらなんか違うんだよなぁ・・・と思っていました。
色々な種類があるコーヒー豆!絶対自分に合ったコーヒーってあるはずだよなぁ。

 

私に合ったおいしいコーヒーが飲みたい!そんな思いからネットでコーヒーについて調べたことがきっかけでした。

ネットで調べると様々なコーヒーの種類からコーヒー専門店がヒット!
そんな中、ふと目に留まった一軒の珈琲専門店。
店の看板には、「あなたに合ったコーヒーを一杯どうぞ!」
これっ!!
店の場所を調べるといけない距離じゃない。
店のサイトには投稿記事でお店の店長へ直接メッセージができるようになっていた。

 

「はじめまして、HP凄く素敵ですね。私はコーヒーにあまり詳しいわけではないのですが、
飲んで本当においしいと思えるコーヒーが飲みたいといつも思っていました。
機会がありましたら是非お店に伺いたいと思っています。
よろしくお願いします!」

ドキドキしながら送信!すぐに返事が来るわけではないけど、なんだか恋人からの返事を
待つかのような気分だった。
次の日!きたぁーー!!
「メッセージありがとうございます。珈琲に興味がおありなのですね。

 

珈琲には本当に様々な種類があり、その種類の中からいろいろな組み合わせによってもっと
より多くの微妙な違いがうまれてくるのですよ。
お住まいはお近くなのでしょうか?
是非一度ご来店いただき自分に合った珈琲を飲んでいただきたいですね。」

 

そっかそっかぁ、コーヒーって一つの豆じゃなく色々組み合わせることができるんだぁ。
私に合った組み合わせのコーヒーかぁ。どんなのだろぉ。

 

何度かメッセージのやり取りをさせてもらってからついに私はお店に伺うことになりました!
ドキドキワクワク!
よく考えるとただコーヒーの喫茶店に行くだけなのに前日からドキドキしっぱなしw

カランコロン~。
お店のドアを開け入ると、コーヒーの香りが一気に流れ込んできました!
少しこじんまりとした店内ではあるけれど、おしゃれな机と椅子に
きれいに飾られた観葉植物があり、なんとも味のある雰囲気を醸し出していました。
先には少し若い男の人が一人カウンターの中に立っていて
そのカウンター席には一人のお客さん。
「いらっしゃいませ」
あれ??この人が店長さん?
言ったら失礼だけど、てっきりもっと中年のおじさん風の人だと思っていたw
どちらかといえばカウンター席のおじさんのような・・・
私は
「あ・あの・・はじめまして!・・・」
と名前をいうのにどもってしまったぐらい素敵な人でした。
店長さんは気さくに話しかけてくださってコーヒーのことを色々教えてくれました。
店長さんは本当にコーヒーが大好きでコーヒーの話をする時は時間がたつのも忘れるぐらい
夢中になっておしゃべりしていました。
私は自分に合ったコーヒーが飲めることにワクワクドキドキしているのか、店長さんに
ワクワクドキドキしているのかわからなくなるくらい、ドキドキしっぱなし!w

 

「じゃぁ一度珈琲をいれてみようか」
と店長さんが、色々話した私の情報を元に豆を選び出してくれました。
豆を挽いているいる間凄くいい香りが充満して本当にいい香りでした。
出されたコーヒーからも本当にいい香り!
「まず、砂糖を入れないで飲んでみて」
と言われ・・・
えっ・・私今まで一度も砂糖を入れずに飲んだことないんだけどな・・と思いながら
飲んでみると・・・
うわおぉぉこのコーヒー苦くないぃぃぃなんじゃこれわぁぁ
と心の声で悲鳴を上げながらw
「おいしいぃ。苦くなくってでも味はしっかりしてて凄くおいしいです!!」
と言うと店長さんは満足げにほかのお客さんのコーヒーを入れ始めました。
もう一人のお客のおじさんは常連さんのようで店長は何も言われないのに、すっとそのおじさんの前にコーヒーを一杯差し出しました。
そのおじさんは香りを楽しんだあと満足そうにコーヒーを飲み始めました。
このお店だけ時間がゆっくり流れているような心地の良いひと時でした。

 
私は自分のために選んでもらったコーヒーを購入し家に持ち帰りました。
私は家で豆を挽き店長と同じようにコーヒーを入れました。
家で飲むコーヒーも美味しいのは美味しいのですが、何故かお店で店長に入れてもらったコーヒーとは違うのです。
入れ方にも色々こつがあるんだろうなと思い、お店にも何度か足を運んで入れ方を教えてもらい、店長との楽しいひと時とおじさんとの楽しい会話。
やっぱりおいしい!!
店長に入れてもらったコーヒーは本当に美味しい!!

 

ある時私はおじさんはどうなのかと思い尋ねてみました。
「おじさんは家で自分で入れたコーヒーと店長に入れてもらったコーヒーどっちが美味しい?」
「そりゃぁ店長に入れてもらったほうが美味しいさ、それに楽しい会話に楽しい雰囲気、いろんなものが加わって格別美味しい珈琲になるんだろうね。」
なるほどぉ!
そしておじさんは
「でも私が美味しいと思うよりももっと貴方の方が美味しく感じているんだろうね」
と付け足しました。

 
??私の方がもっと美味しく感じている?
「え?それってなんで?」
と聞く私におじさんは答えるでもなくニコニコと笑顔でうなずきました。
なんでだろうなぁ・・・
私の方が美味しい・・・
その時はおじさんの言っている意味がよくわからなかった私ですが、数年後おじさんに珈琲を入れながらようやく意味が分かったのでした。

 

今でもよくおじさんとその話をするんですけどね・・・おじさんが言うには私が店長とお話しするときは目をキラキラさせて顔を赤くしながら話してたんですってw。
おじさんはそんな光景をほほえましく思いながら珈琲を飲んでたと。

 

今では私も、このお店でお客さんに美味しい珈琲を入れる立場になりました。
より多くのお客さんに満足していただける珈琲をたくさん入れていきたいと思っています。

 

何故私がこのお店で珈琲を入れているかって?それは・・・ねぇ・・・

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ピーベリー 桜井ver.

週一回はcafe anyへコーヒー豆を買いに行く。スペシャリティコーヒーの専門店で店内にはブラジル、ケニア、コスタリカ、インド、ガテマラ、エチオピア、ハワイ等世界各国の豆が所狭しと並ぶ。スペシャリティコーヒーとは品評会で一定の評価を受けたコーヒーのことだ。ここでは細かい説明は省くが要するにとってもいいコーヒーってことだ。 続きを読む ピーベリー 桜井ver.

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純愛喫茶

大学に合格して地元を離れた私は一人暮らしをするようになった。
一人暮らし先のアパートの周辺を散策していると、こじんまりとしていてレトロな外観のカフェを見つけた。
吸い込まれる様にそのお店のドアを開けたのだけれど、その途端鼻腔をつくコーヒーの香り。 続きを読む 純愛喫茶

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