妊娠によるコーヒーの悩みは大豆コーヒーで解決

私がコーヒーで悩み、そのことを解決しようと奮闘したのは人生で1度だけです。
それは、結婚し、ありがたいことに2ヶ月も経たないうちにすぐに妊娠した時のことです。 続きを読む 妊娠によるコーヒーの悩みは大豆コーヒーで解決

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コーヒーが飲めない私の体質面での悩み

※下記は個人の体験談をもとに書かれています。

 

1.私がコーヒーを飲めなくなったきっかけについてです。

 

これは今から約25年以上もの前の昔の話になります。当時の私は高校卒業後において大分県内にある陸上自衛隊への入隊を行い、約6か月の教育隊での訓練を受けてから正式な部隊への配属となりましたが、そこでは多くの先輩方がコーヒーを飲むので、とても不思議でなりませんでした。

 

というのも、実は私自身はあまりコーヒーを飲めるような体質ではなく、ミルク入りの缶コーヒーの小サイズをたまに飲むくらいでした。そういった事情などもあり、あのネスカフェなどのような自分で入れて作って飲むようなコーヒーなどをほとんど飲んだりしたような事とかはありませんでした。また、そのようなタイプのコーヒーを飲んだりすると、ニキビが出来るような体質がありましたので、人から勧められたりしない限りは部隊内でもなるべく飲まないようにしていました。

 

そして約2年間の自衛官生活を終えてそこを満期退職をし、故郷である鹿児島県内への帰郷を行い、地元の電子部品工場への再就職を行い、そこの工員として働く事になりました。しかし、やはり連日のブラックな会社側による社員への長時間にも亘る明らかに労働基準法に違反をする酷使振りや、そこで夏場での、3交替勤務時の最中におけるのどの渇きなどの際に、私はある日、事前に購入をした1.5L程度のぺットボトルコーヒーを眠気覚ましを兼ねて、飲みながら工場内においてのオペレーティングの仕事へ従事をしました。すると、この事が災いをして、なんと翌日家で自分の顔中にニキビが一気に出来、これはただ事出は無いと思い、会社へ休む連絡をしてそのまま家族とともに病院へ向かった事がありました。そして内科医の先生の診断を受ける事になりましたが、採血や血圧、栄養バランス面においての分析結果などから、栄養の摂り過ぎはもちろんのことそれだけではなく、その当時の現在において働いている工場内での過酷な労働面でのあり方そのものもである事を私に伝えました。

 

先生によると、もちろんコーヒーを飲めない私自身の体質なども原因であるが、それに加えて工場内での長時間による酷使する事業者側による扱い面により、私自身の体調などへも影響が出ており、そうした中1.5L入りのブラックのコーヒーを一気に飲んだりしてこのような症状になった可能性があるとの事でした。それを聞いて、私はやはりこのまま勤めを続けて大きなケガなどをしたくはないなどと考えて、そこを辞める事を決心し、2日後に退職届を出す事にしました。

 

このように、若い頃の苦い経験から、それ以来今まで私は缶入りの小サイズのミルク入りのコーヒーしか飲まないような気質になり、粉入り用のものにはある程度アレルギーを感じるようになって飲まなくなりました。これが、具体的な私自身が今日までコーヒー類を飲まなくなったりした大きな原因といえます。

 

2.なぜ、缶入りのミルク入りのコーヒーのみがOKであるのか

私個人としてはこれまでの様々な職場での経験から、コーヒーは缶入りでミルクブレンドタイプのコーヒーしか飲まないようにしてきました。粉末状のものを飲んだりすると、今でもニキビと思われる出来ものが顔にできたりするからでした。この判断は、自分なりに正しいと考えています。

そして、コーヒー好きで顔にニキビが多い方へ言いたいことがありますが、そうした方などは一度、コーヒーのの見方や種類を変えたり、あるいは現在所持している粉末状のコーヒーの飲み方をミルクを大量に加えてコーヒーミルクなどにしてみる等々、様々な工夫を起点を利かせたりしてされてみてはどうでしょうか。これらのようなやり方もコーヒーに対応していくやり方としてオススメしたいと私は思います。ニキビが多い方などはコーヒーをブラックで飲んだりする方が意外にも多い感じがしますので、ミルク割りやコーヒーミルクのカタチで飲んだりしたりすることをがベストかもしれません。私の経験からしても、これがコーヒーアレルギーやコーヒー嫌いなどを克服したりするような一番近道であるような感じが一見するとするような感じがありますが、実はまた、ここで大きな課題が出てきます。実は、このコーヒーをブラックで飲むニキビが多い方に限って、なんと、ミルクやクリープ、生の牛乳などが苦手な方が多いなどといった現状があります。さらにそれだけではなく、乳製品類にアレルギーを感じる方やそれが過剰な方なども存在したりしていますので、本当に困った実状であるのが現実といえます。このような場合には一体どのようにしたらよいのか、実は解決にうってつけな方法がありますので、今からその最善の克服方法について触れたいと思います。

3.乳製品類が苦手な方のコーヒー類の飲み方について
これは現在私も実際に、日常のほとんどにおいてしてきている事ですが、実は低脂肪牛乳を購入し、それを使用してコーヒーを飲んだりして以来、コーヒー類を飲んだりしてもニキビが出来なくなりました。正直自分でも大変驚いてはいますが、実はこれには科学的な根拠があるようです。今からこの事について、詳しく触れてみます。一般的な市販の低脂肪性のもの以外の普通の牛乳などは大変カロリーが高く、中には通常の搾った牛乳の濃度よりも高い化学カルシウムが加えられている事が多いそうです。実はこれが、牛乳アレルギーの方の体質的原因の主なものの1つであるとされています。これがために、そのままの製品の状態で飲んだりするとアレルギーを起こし、様々な拒否反応を起こして体調不良になってしまうそうです。そして、幼い頃にこのアレルギーに罹ると、中々治癒をさせたりする事なども難しくなり、その状態が一生続いていくものと言われています。そうした事情から、成人にとってのダイエット面の点などももちろんですが、低脂肪牛乳が開発をされたりするようになった理由も、そうした乳製品にアレルギーを持つ方のためを考えたうえで、低カロリーを意識しつつ化学加工成分の採用などを極力控え、そのようなアレルギー体質のある方にも飲みやすいような仕様にしたのが、まさに低脂肪牛乳そのものに他なりません。

 

この製品を店頭で購入をしてコーヒーに加えて飲んでいくという方法ですが、かなりなカロリーダウンになりダイエットなどにも大変効果的ですので、私もぜひオススメしたい製品の1つであると考えています。また、コーヒーに混ぜたりするだけではなく、コーヒーを使用したゼリー類の中でも、コーヒーミルクゼリーの材料としても大いに利用が可能ですので、そうしたお菓子のカタチとしてのメニューとしてもオススメしたいと思います。

 

本当にこの低脂肪牛乳の製品は、乳製品アレルギー症状がある方にとっても飲みやすく食しやすい飲料類の1つである事には間違いが無いと、私自身としては自分なりの確信をしています。

 

4.低脂肪牛乳とコーヒー類との相性の良さについて、
そして今話した低脂肪牛乳とコーヒー類との相性の良さについてですが、低脂肪牛乳にはなんと、コーヒー類が苦手な方と乳製品類が苦手な方それぞれの両者においての、それぞれの苦手さを克服できる鍵があるものと考えられます。つまり、牛乳とコーヒーの仲介者的役割を果したりしていく働きがある事になりますので、今後もさらに研究がなされたりしていく事には間違いが無いものと考えられます。正直いうと、現在この私が日常において頻繁に飲んだりしている低脂肪牛乳の製品自体まだまだ完全であるとはいえない製品類というのが現状ですので、今度はこれに対しての様々なカタチによるアレルギーを持つ方なども出てきているような状態ですので、今度はそちらでの対応をメーカー側としては新製品開発というカタチでしていかなくてはならないといった現状なども間違いなくあります。

 

また、従来型の牛乳が大好きな方で低脂肪牛乳に対してのアレルギーを感じる方などもおられるようですので、本当に克服していくべき面がまだまだ課題としてあるものと考えられます。そうした様々な課題をこの低脂肪牛乳の製品類は抱えたりはしていますが、まだまだその分、多くの克服が可能な可能性を秘めた製品類といえますので、今後のメーカーによる開発面での行く末が世論から注目をされていくものと思われます。そして、先程も幾度か触れたように、間違いなくこうした低脂肪牛乳とコーヒーは相性が良いのは間違いがありませんので、そのうちに誰もが気軽に飲めるような低脂肪牛乳を使用したコーヒーミルクの製品類が商品として開発をされたりしていくような可能性とかも大いに有り得ますので、メーカー各社による開発振りなどを私達一般消費者としては見守っていく将来的な価値は間違いなくあるといっても過言ではありません。

 

5.結論としての私の言いたい事
これまで先程も話したように、今までの若い頃の経験から私自身もコーヒーが苦手な面がありましたが、気兼ねなく一部の製品類を飲めるようになったのも間違いなくこの低脂肪牛乳の存在というものがあったおかげがあります。本当に心から、私は製品自体とこれを製造をしたメーカーへ感謝をしています。確かに質の面などにおいてまだまだ課題などが無い訳ではありませんが、ある程度コーヒーに対しての苦手さというものを克服出来たりした事には間違いがありませんので、今後も新製品類などが開発をされたりした場合にはぜひとも、購入をしたりしたうえで飲み続けていきたいと考えています。

 

本当にまだまだ可能性を秘めた、低脂肪牛乳とコーヒーというそれぞれの存在には間違いがありませんので、これらを如何に、次の世代であるみなさんへ伝えていけるかが今を生きる私達一般消費者においての課題と言える面もあります。そして克服はしたもののカタチとしては確かに完全ではありませんが、私自身のこれらのコーヒーと低脂肪牛乳との関係性といったものは、生きるうえで不可欠なものである事には間違いがありません。

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ドリップコーヒーに関してのお悩み相談室

現代社会に欠かせない、時にリフレッシュ、時に眠気覚まし、時には健康維持にと1人何役もこなすエリート飲料。 それがコーヒーです。 続きを読む ドリップコーヒーに関してのお悩み相談室

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コーヒーショップはデートスポットにおすすめ

コーヒーは日本発祥の飲み物ではありませんが、コーヒー文化を愛することにかけては日本人は諸外国に引けをとりません。
一説では現代日本には八万件以上の喫茶店が存在していると言われており、生半可なコーヒーショップなどではすぐに競争に負けて閉店に追い込まれる厳しさだそうです。
逆をいえばそれぐらい競争が激しいわけで、それが街中のカフェなどの質を一定に保つ原因となっています。 続きを読む コーヒーショップはデートスポットにおすすめ

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コーヒーと恋愛

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冷めた瞳のアイスコーヒーの彼

私には行きつけの珈琲店があります。そこは、甘いシフォンケーキが有名な少しレトロなお店。
店内はテーブル席が10席に、お店の奥にカウンター席が5席。そこに自由に座っていくのだけど、私のお気に入りはカウンターの1番左端。窓から道行く人を見ながらボーッとするのが私の日常でした。

 

ある日私がお会計をしようと席を離れると、20代後半くらいの男性が財布置き忘れてますよ。と声をかけてくれました。とっさに、ありがとうございます。と答え、その男性を見つめました。彼は容姿端麗で、少し冷めたような瞳の持ち主でした。

ーーそれが彼と出会った初めての日でしたーー
綺麗な顔した人だったな、また会えるといいな、と私はお店を出ました。

 

それからというもの、彼は私に気づくと会釈をしてくれるようになりました。

彼は私と同じカウンターのいつも右端に座り、いつも同じ、ブラックのアイスコーヒーを飲んでいました。
そしていつも、アイスコーヒーを飲む瞬間だけは少し冷めたような、どこか寂しそうな瞳をしていました。

どんなに寒い日でも、必ずアイスコーヒーを頼む彼を、私は密かにアイスコーヒーの彼と呼んで、彼に会えるのを楽しみにしていました。

 

彼がお店に来るのは不定期で、来ない時は2週間ほどお店には現れず、来る時は1週間に2、3度会うこともありました。
彼はお店に来るたび、少し冷めた瞳でゆっくりとアイスコーヒーを飲んでいました。
いつからか私は、彼のその冷めた瞳とその端正な横顔に惹かれていきました。
月日を重ねるごとに、会釈し合うだけだった彼が、徐々に話しかけてくれるようになりました。
その内容は「今日もシフォンケーキ食べてるんですか」など本当に些細なたわいもないことで、私は彼の言葉に「はい。」と照れ笑いを返すだけでした。

彼と出会って、私はいつのまにか恋に落ちていました。仕事に行ってもふと彼を想うほどになった頃、
私は仕事が忙しく2週間ほどそのお店に行くことが出来ませんでした。

そして仕事も落ち着き、やっと久しぶりにお店に行くことができました。

 

私はいつもの場所に腰をかけ、いつもと同じ、シフォンケーキとカフェオレを頼み、アイスコーヒーの彼が来ることを願いました。

ですがその日、彼は来ませんでした。もう帰ろうとレジに立つと、お店のマスターが、お久しぶりですねと声をかけてくれました。
マスターは、もう50代後半程度の少し痩せたおじさんで、いつもニコニコと声をかけてくれます。

マスターに、お久しぶりです。今日もシフォンケーキ美味しかったです。と言い帰ろうとすると
マスターが、彼が暫くこのお店には来れないそうだよと言いました。

私が何のことだろうと疑問符を浮かべると、マスターが笑って、いつもアイスコーヒーを頼む彼だよ。と教えてくれました。

「えっ?」何故マスターは私の気持ちを知ってるんだろう。そんな疑問が浮かぶ中、マスターが、彼が君に伝えておいてくれと言っていたんだよ、と。

 

私の頭の中は疑問符でいっぱいでした。アイスコーヒーの彼は何故それを私に伝えてくれたのだろう、彼はなんでしばらくお店に来られないのだろう、次はいつ会えるのだろう…と。

そしてその日は少しもやもやした気持ちで私は帰路につきました。
私は彼がまたお店に来るのを待つことにしました。それがもし3ヶ月先でも半年先でも。私はもう彼のあの瞳に惹かれてしまっていたのでした。

名前も知らない。年齢も不詳。恋人がいるかもしれないし、もしかしたら結婚だってしてるかもしれない。

でも、彼がお店に来れなくなることを私に伝えてくれた意図を信じて、私は彼を待つことにしました。

 

暫くの間、私はお店にはあまり立ち寄らなくなりました。
そして、2.3週間ぶりにお店に行くとマスターが少し驚いた顔で、久しぶりだね。と声をかけてくれました。

お久しぶりです。と笑いかけるとマスターは、待っていたんだよ。と言い、私に紙を差し出しました。

君が来なくなってからすぐ彼が来てね、これを彼に君に渡してほしいって、頼まれたんだよ。と渡された紙にはアドレスと名前が書いてありました。

 

私は驚き、ありがとうございます。と紙を受け取りました。そして席に着き、カフェオレとシフォンケーキを頼みました。

そしてメニューが届き、まだ熱いカフェオレを一口飲むと、先ほどの紙を見つめました。綺麗な字で書かれたアドレスと名前。急な展開に私はあまり現実味がありませんでした。
そして、私はアイスコーヒーの彼にラインを送りました。

アイスコーヒーの彼の名前はタイチ。年齢は27歳。
彼の地元はここ愛知県で、2年前からは千葉県で働いており、ここ半年程度は実家の用事で地元に帰ってきていたようでした。

彼との連絡は数日続き、少しずつ距離が縮まってきた頃、私は彼に食事に誘われました。
彼の指定した場所は、彼の行きつけだと言う、少しおしゃれなカフェ。そこでランチをすることになりました。

中に入り、お店の人に案内してもらうと、お店の庭が一望できる大きな窓の前、陽の光が暖かく差し込むその場所でアイスコーヒーの彼が待っていました。

こんにちは。と声をかけるとどうも。と軽く微笑む彼。
いつもとは少し違う彼に私は少し緊張していました。

 

おしゃれなお店ですね。とたわいもない会話を広げ、私は照れ隠しにメニューを見つめました。
彼もまたメニューに目を逸らし、2人には沈黙が流れました。でも気まずさは感じなくて、懐かしい友人に会っているようでした。

彼はお店のオススメを頼み、私は日替わりランチを頼みました。
そして、相変わらずアイスコーヒーを飲む彼を見て、少し笑みが溢れるのでした。

 

私は彼に気になっていることを聞きました。暫くあのお店に行けなくなると言うのは何故なのか、と。
彼は少し困り顔で、千葉に帰らなくてはいけない、と答えました。そして、まだ帰るか悩んでいると。

それは彼と初めて出会ってから3ヶ月ほど経った頃でした。

そしてそれから何度かデートを繰り返し、私たちは付き合うことになりました。彼は私をいつも素敵なところに連れて行ってくれました。

彼はどこに行っても必ずアイスコーヒーを頼みました。そして少し寂しそうな瞳をするのでした。

彼はいつもとても優しく、レディーファーストで、今までそんなエスコートを受けたことのない私はいつも少し照れくさく、顔を背けてしまいました。

私はいつも優しい彼にどんどんどんどん惹かれていきました。

ですが、彼が時折見せる少し冷めたような、どこか寂しそうな顔の理由を私は聞くことができませんでした。
ある時彼に、そんなにアイスコーヒーが好きなんですか?と聞きました。

彼は少し考え、ホットコーヒーは息を吐くときフワッと広がるけど、アイスコーヒーは口の中に残るんだよと教えてくれました。

私にはちょっとまだわからないみたいです、と困ったように笑う私を見て彼は少し苦笑いをし、いつものあの瞳で、自分には以前婚約してる人がいたんだ、と話し始めました。

その人は、急に僕の前から姿を消したんだ。と、話す辛そうな姿に私は、大丈夫ですよ、無理して話さなくて…。と声をかけるほかありませんでした。

でも彼は、大丈夫。と続けました。

 

辛かったのは過去のことだから。君と出会って僕は、この人ならまた信頼できると思えたんだ。ーー
と微笑む彼の顔は、いつもの寂しそうな顔ではなく、少し優しい瞳をしていました。

それから一か月ほど経った頃、彼は私に結婚を前提に、一緒に千葉に来てほしいと言いました。僕はもう帰らなくてはいけない、と。

彼の目は本気で、でも優しい瞳でした。私は、少し考えさせてほしいと言い、その日は帰ることになりました。
そして次の日私は私たちが出会ったあの珈琲店に向かいました。
ーーカランコロン。
入り口のベルが鳴り、スタッフがいらっしゃいませと声をかけると、奥にいたマスターが私に、やぁ。と声をかけてくれました。ご無沙汰しています、と苦笑いの私にマスターは優しく微笑みかけました。

いつもの席に座り、私は彼に初めて出会ったことを振り返りました。
まだたった4ヶ月前なのに、何故かとても懐かしく感じました。

まだ遠くにいた彼。アイスコーヒーを飲む姿が目に浮かびます。
そして、昨日言われた言葉。千葉に来てほしい…。
私はずっと前から彼のことがすごく好きで、仲良くなれたのがすごく嬉しくて。そして、その言葉もすごくすごく嬉しかった。

でも、このままついていっていいのだろうか。彼の傷を埋めることができるのはほんとに、私なのだろうか?

私は少しぬるくなったカフェオレを口に含み、そっと目を閉じました。

 
私は次の日、彼をいつもの珈琲店に誘いました。カウンターに座り、今日は隣同士に座りました。そして窓から夕日が照る中、私たちはゆっくりと話し始めました。

懐かしいね、と話し始めたのは彼。
私はそっと彼を見つめていました。

アイスコーヒーを飲む姿はあの日の姿と変わらなくて、近くなった彼の存在に私は不思議な感覚に陥りました。変わったのは彼の瞳。少し冷めたような瞳をした彼は、いつの日からか優しい瞳をしていました。
ーーよし、決めたーー
私は思いの丈をすべて彼へ伝えました。

彼のことがずっと前から気になっていてそして今も大好きだということ。
でも、彼の傷を自分が埋めることができるか不安であること。
彼は私をじっと見つめていました。
そして彼が口を開きました。私はあえてそれに被せるよう声を発しました。
「でも」

ー私はあなたのことが好きだから、もしあなたの傷を埋められるのが私じゃなかったとしても…でもそれでも私はあなたと一緒にいたい。ー

彼はありがとう、と窓の外に視線を外しました。
彼の瞳は薄っすら涙が滲んでいました。

そしてそれを隠すように、彼はアイスコーヒーを口に含み、もう一度私にありがとうと言いました。

それはまだ寒さの残る、冬の終わりのことでした。
そして春になり、新しい地に立ち、彼のアイスコーヒーをいれるのは私の役目になりました。

 

もう二度と彼に辛い思いをさせないように、ちょっぴり砂糖入りの甘いアイスコーヒーを

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彼女と猫とアイリッシュコーヒー

ある日差しの強い日。
その日は朝早くから彼女と海へ向かう予定だった。二人の苦手な早起きをして、張り切って出掛けるつもりでいた。久しぶりのデートだ。 続きを読む 彼女と猫とアイリッシュコーヒー

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初恋がブラックコーヒーへと変わるまで

「いらっしゃいませ」
あっ、来た。常連のお客様にいつの間にか胸がときめくようになる。
ここはコーヒー専門店。私はバイトするウェイトレス。
「オリジナルブレンド」
「かしこまりました」
笑顔で答える私。彼もにこやかにほほ笑んでいる。 続きを読む 初恋がブラックコーヒーへと変わるまで

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或る日のコーヒーの味

コーヒーに凝った時期があった。もっとも若い頃のほんの少しの期間だけだったが。
カップだけはマグだったが、手挽きのコーヒーミル、布のネル、それと豆の保存用の密閉蓋の瓶を揃えた。
挽き豆は買わず自宅の手引きのミルで飲む時に必要なだけ豆を挽き、ネルは布製のものをとことん使いこんでいた。
当時、自動のコーヒーミルは摩擦が高すぎて香味が飛んでしまうとかペーパーミルは紙の匂いが移るとか聞いたからだ。
まぁ今思ってみても、果たしてそこまでして私に違いが解っていたのかは怪しいところだ。
実際問題私に手挽きと自動の区別が飲み比べてできたかと問われれば、多分無理だろうと思う。
でも、その頃の私は聞きかじった知識を鵜のみに「違いが解る」つもりになってコーヒーを楽しんでいた。
そして友人を呼んでそのコーヒーを振る舞った。その時その時にコーヒーにあうお菓子等も用意した。
半分小ばかにされつつもそれでも楽しんでいた。 続きを読む 或る日のコーヒーの味

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