キリマンジャロ

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若い頃、コーヒーに関しては、夫が大好きだったので、サイフォンのドリップ式でよく「キリマンジャロ」を飲んでいました。

夫は砂糖を入れ生クリームを入れたウィンナーコーヒーやカフェオレが好きですが、私はカフェオレーで砂糖なしが好きでした。

「キリマンジャロ」は、酸味と苦味が調和した上品な香りなナチュラルな味わいを愛しています。焙煎方法によりいろいろな飲み方ができますが、私はシンプルに飲むのが好きです。

「キリマンジャロ」は、タンザニアのキリマンジャロ山の麓で栽培されています。そこは、地海抜1000m以上の高地、しかも、寒暖の差が激しいところで栽培されるので、品質の高いブランドだということです。

ヘミングウェイの小説「キリマンジャロの雪」に書かれた孤高の黒豹のイメージを想像しながら、豊かな風味を味わいました。

その後、ドリップ式は洗浄したりするのに手間がかかるので止めて、粉状のミックスブレンドのインスタントのものに換えてしまいました。

ドリップ式はドリップ用カップにコーヒー用のフィルターで濾して飲んでいます。

こうして、コーヒーは、一日二杯位飲んでいます。相変わらず、ミルクコーヒーとかブラックで飲んでいます。風味は少し落ちますが、手間は楽なのでこれに変えました。大抵は、仕事をする時の友としてコーヒータイムを楽しんでいます。

コーヒーは嗜好品として楽しんでいましたが、コーヒー事態にいろいろな効能があることが分かってきて、コーヒーに対する愛着は、より深くなりました。

その効能は、結構多くて驚きです。・ダイエット効果・アンチエイジング・脳の活性化・肝臓に良い・二日酔い防止・うつ病の予防・消化促進・糖尿病の予防などの効果があるというのです。

ダイエット効果としては、カフェインが脂肪燃焼を促進する効果が有るということです。また、アンチエイジングについては、コーヒーには抗酸化物質が多く含まれているため、細胞を活性化しますので若返り効果が期待できるのです。

コーヒーを飲むと、脳の電位が高くなり脳の働きが活性化します。また、1日に1杯以上コーヒーを摂取する人は「肝硬変」のリスクを20%も低下すると言われています。二日酔い防止にもなります。その原因物質「アセトアルデヒド」を排出して二日酔いを解消します。コーヒーの摂取により糖尿病のリスクが低下したことも、報告されています。

1日に3~4杯のコーヒーを飲むことで、25%も2型糖尿病のリスクが低下したとのことですから素晴らしいことです。

デメリットもあります。コーヒーを飲みすぎると、胃が荒れる原因となってしまいます。空腹時での飲用には気をつけましょう。

コーヒーの飲み過ぎによる「タンニン」は、鉄分と結合し鉄分の吸収が阻害しまいますので、貧血などを引き起こしやすくなります。食事前、1時間以内のコーヒーの摂取を控えた方がよさそうです。

また、コーヒーの濾しカスも、捨てられない再利用法もあります。それは、・植物の肥料になります。

肥料としてはもちろんですが、害虫の忌避剤としても有効です。コーヒーかすを乾かして、ティーパック用のパックに入れせば、トイレや下駄箱や冷蔵庫の脱臭剤として使用できます。これは、金属磨きにも使用できます。

どういうわけか、ピカピカになります。これは、コーヒーに含まれる油脂のせいだとか…。

また、野良猫除けにもなります。野良猫が塀から入らないようにするには、コーヒーかすを撒いておくと効果があります。

コーヒーの香りは、結構高いので使い道は多く、飲んでも楽しめ、そのカスまでも使用できるというのですから、コーヒーというのは、実に捨てるところのないエコ商品だと思います。

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