コーヒーカップ。
飾るだけでもお部屋をおしゃれに演出することができますが、さすがにこういう発想はないんじゃないかと思います。
インテリアデザインの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」
そこで紹介されていたのが、オランダのデザイナーユニットが手がけた「ザ・コーヒーカップなシャンデリア」
逆さまにしたコーヒーカップ12個が円になるよう並んでいて、そのカップが傘のかわりになって、中に電球がついて…まさにシャンデリア風。
カフェで見かけたら目をひくこと間違いなしです。
インテリアデザインにもなるコーヒーカップ。
ダークブラウンのコーヒーが白いコーヒーカップに入れられている様子。
イメージフォトでよく見かけますね。
色のコントラスト。
コーヒーを惹き立てるための白。
だと思っていたのですが、それだけではないという研究結果があります。
「茶」と「白」のコントラストは「強さ」と「甘さ」に影響を与える可能性があるのだとか。
視覚的にもコーヒーの苦みを感じさせると考えられるのだそうです。
赤いイチゴ味のムースは、黒いお皿に乗せられた時より、白いお皿の時の方が10パーセント甘く感じられたという報告もあります。
白い器は惹き立て役というだけではなかったんですね。
コーヒー豆の種類やいれ方でも楽しみ方が変わってくるコーヒーですが、コーヒーカップでもさらに味わいに影響があるのです。
美味しさの温度の下減は60度。
コーヒーをいれる前にはあたためておくものですが、注いでしまうと徐々に冷めていってしまいます。
一般的に、コーヒーカップの上部は薄く下の方は厚くなっており、これは保温性を高めるためなのです。
カップの口径の広がりの違い、口に入った時のコーヒーの広がり具合で味わいが変わってきます。
人の舌の先端は「甘み」奥で「苦み」左右で「酸味」を感じます。
バランスのいいコーヒーなら、バランスのいいコーヒーカップで、がおすすめです。
コーヒーカップ侮りがたし。
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