「格付け」って芸能人だけじゃないんですよ。
コーヒー豆にもあるんです。
コーヒー豆の評価の基準には、栽培している場所の標高、生豆の大きさ、欠点豆の数などがあります。
コーヒー豆の生産は、コーヒーベルトと呼ばれる地球の赤道付近をぐるっとひとまわりしたラインにありますが、アフリカ、アジア、アメリカと、生産国はさまざまな地域にあり、風土も違い、コーヒー豆の評価基準も各国独自の基準があります。
標高は高い方がいいですが、例えばタンザニアは1,500m~2,500m。
エチオピアは2,000m~2,200mと、国によって違います。
生豆も大きい方がいいとされていますが、品種によっ違ってきますし、大きさのサイズも国によって変わります。
欠点豆。これは少ないにこしたことはありません。
欠点豆とは、つまり不良の豆ということ。
虫食い、カビ、傷、割れ、未熟など、味の善し悪しにかかってくるのでとても重要ですが、これも国によって基準があります。
例えば、コーヒー生産量世界一!
「ブラジルの豆」
評価の基準に、唯一カップテストがありコーヒー鑑定士が味を見ます。
評価は6つの等級がつけられます。
口当たりのやわらかいものがいいとされています。
生豆のサイズはスクリーンサイズと呼ばれ、
小さい「12」から一番大きいのは「19」です。
需要な欠点豆。
名前からしてよろしくない感じですよね。
欠点豆は少ないほどいいわけで、「NO.2」から「NO.8」まであります。
「NO.2」が一番高い評価になります。
そうなんです「NO.1」ではないんです。
「NO.1」とは欠点豆は0という意味になります。
コーヒーのような農作物に欠点0は存在しないという考えからだとか。
なるほど…でもそれってすごいかも…。
ブラジルの豆で「NO.2」と記載されていたら、
欠点豆の数は最も少ない最高等級ということです。
通販や専門店でコーヒー豆を選ぶとき、番号や略字があったらそれには意味があるので、注目してみてください。
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