私のコーヒー遍歴、そして今

私がコーヒーに親しんだのは、一人暮らしを始めた18歳の春からです。


それから30年ほどの月日が流れ、今に至ります。

18歳の時に、何故に飲み始めたかというと、「コーヒーとトーストの朝食」に憧れていたからに他ありません。
なんとなく大人の仲間入りの象徴と感じ、毎日せっせと食べていました。
当然、インスタントコーヒーです。
そして、敢えてブラックコーヒーに挑戦していました。

次にコーヒーの嗜好に変化が訪れたのは、社会人になってから。
私のオフィスでは、女性社員が朝と午後3時にコーヒーを入れる習慣がありました。
その時に、日に何度も飲むのであれば、ブラックは刺激が強すぎるかもしれないと思い、牛乳をプラスするようになったのです。
ミルクではなく、牛乳です。
カルシウム不足でイライラしないようにという意味も込めて。
その為に、家と会社の冷蔵庫には牛乳を欠かしませんでした。
一時期、ダイエットを試みて、その時期だけは低脂肪牛乳を選んでいた時もありましたが、これは美味しくないと断念。
普通の牛乳が一番でした。

その後、30代に入ってからは女性には豆乳がいいという情報に飛びつき、自家製ソイラテを愛飲していました。
この頃には仕事を辞めて主婦をしていたので、このソイラテを飲むのはもっぱら家事の合間のリラックスタイム。
つかの間の贅沢と感じていたように思います。

そして、40になった頃に流行ったエスプレッソマシーン。
マシーンの素敵なフォルムに惹かれて、衝動買いをしたのです。
1回ずつに個装されたリキッドをセットして飲むタイプ。
でも、これはいっぱしのイタリアン気分には浸れますが、なにぶん香りの乏しさに直ぐに飽きてしまいました。
コーヒーを楽しむ演出としては悪くないのですが、コストの割りにインスタントコーヒーにも劣る香り。
今はお蔵入りとなっています。

そして、今。
またしてもインスタントコーヒーとの蜜月が続いています。
でも今までとは異なり、いただく前の一工夫が加わりました。
大き目のカップにササッと入れて、ケトルで沸かしたお湯をほんの少量注ぎます。
それをスプーンでよーくかき混ぜて、香りを立たせます。
それから改めてお湯を足して完成!
たったこれだけの手間が、インスタントコーヒーを際立たせてくれるのです。
お友達が来た時にこの方法でおもてなしをすると、「いい香りねえ」と褒められます。
スーパーで購入した普通のインスタントコーヒーにもかかわらず。

「こうやって淹れると美味しいのよね」「コーヒーって癒される」と心で感じながら用意をしたコーヒーは、一段と私を喜ばせてくれるような気がします。
コーヒーとのお付き合いは、これからも長ーく続くことでしょう。

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