コーヒーの楽しみ方は幅広く、様々な種類の豆が発売されていますし、作り方やコーヒー以外の食材とのブレンド、多種多様ですから追及しだすと飽きる事は無いです。
味に拘る方は多く、味に関しては個人差が大きいものですが、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味といった要素で味の表現は可能になります。
例えば苦味のあるコーヒーが好きという方と甘味に拘る方では、求める要素は全く変わってきますし、味だけではなく香りも味に影響を与える要素です。
挽きたてコーヒー豆の粉から漂う香りをフレグランスと表現しますが、この時の香りが最もコーヒーにおいて引き立つものですから、ここに重点を置いている方も居ます。
湯を注いで抽出したコーヒー液から漂う香りはアロマ、液を口に含んだ時の鼻に抜けて句香りをフレーバー、香りにも楽しむ段階があるのです。
味や香りに重点を置いたコーヒーの楽しみ方だけでも無限大の拡がりがありますが、さらに楽しみに幅を持たせる為にコーヒーカップに拘るのも有効と言えます。
コーヒーの味や香りさえ良ければ、注ぐ容器は何でも良いし変わらないというわけではなく、コーヒーカップによって見た目の楽しみがあり、さらに味や口当たりにも違いが出て来るものです。
見た目だけで追及してもコーヒーカップはデザインの幅も多くて、贈り物としても人気が高い商品になります。
カップの大きさや厚みによって、コーヒーの保たれる温度が変わって、そこから口当たりにも影響を与え、香りにも違いが生まれますから、カップの代表的な種類を知っておくと良いでしょう。
多くの家庭で使われるのはスタンダードと言われるコーヒーカップであり、大体120ミリから140ミリ程度入り、これはカフェ等でも使用される事が多いサイズです。
スタンダードサイズの半分程度のものにデミカップがあり、厚みがあるタイプのものは注いだコーヒーの温度が下がりにくい特徴があります。
他にもカフェオレボウルと言われる大きい容量のカップ、少し多めにコーヒーを入れて飲みたい場合はマグカップ、カプチーノカップ、このような種類の違いの他にも構成される素材の違いもあるのです。
磁器、陶器、ステンレス、ガラスやホーロー、素材の違いから注がれたコーヒーの味や香りに影響を及ぼし、磁器や陶器のカップが一般的に使われています。
陶器よりも磁器カップの方が頑丈に出来ていて、滑らかで透き通るような美しさがあり、カップの種類や素材の違いを知った上でカップ選びを行うと、また違った目線からコーヒーを楽しめるものです。
お客さんを呼ぶ時にもオシャレなカップを使うと話題のネタにもなり、場を盛り上げる効果があったり、親しい友人の場合はどの位の分量や温度のコーヒーを好むか知った上で、カップを変えてあげるのもおもてなしになります。
コーヒーはコミュニケーションの潤滑油にもなり、海外では日本以上にコーヒーとの付き合い方やマナーを重視していますが、マナーを知っておくと気分良く過ごす事が出来るものです。
コーヒーカップのハンドル部分をお客さんに出す時は、利き手を意識して提供するとのが基本であり、国によってはハンドルの向きがどちらかの回答は変わる面もありますが、基本的には利き手側にハンドルを向けて差し出すと良いでしょう。
お皿にカップとスプーンを配置する方も居ますが、スプーンの位置は日本では手前に配置、欧米では奥側に配置が一般的であり、スプーンを使い終えたら奥側に置くと良いです。
味、香りを基本に楽しみ、さらにそこから一歩進んで適切なカップを選べると、コーヒーを楽しむ幅が広がり、マナーを知っておくとおもてなしの時に堂々とふるまって、相手にも気持ちよくなってもらえます。
また最後に私のおすすめのコーヒーの紹介もしておきます。
コーヒーマニアの僕が【珈琲きゃろっと】を溺愛する理由5つとは?
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