学生街に佇む珈琲店「ぶな」

日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学、武蔵大学と三つも大学のあるにぎやかな江古田にある珈琲店「ぶな」。

 
にぎやかな駅周辺から少し離れたあまりお店などの無い住宅街の中にひっそりと佇んでいます。
昼は勿論、夜になると少し地下にある「ぶな」から漏れる店内の光がなんとも幻想的で、仕事帰りに珈琲でも一杯飲んでいこうかと引き寄せされてしまいます。

 

中に入ると優しい笑顔のマスターが出迎えてくれます。
私はこのお店に伺って嫌な気分になったことが一度もなく、マスターや常連さんを含め本当に優しい空間だと思います。
店内の暖かみのある照明と同じように、とても暖かい雰囲気のお店です。
本や雑誌も置いてあるので、リラックスしてゆっくりとコーヒーと時間を頼むことが出来ます。

 

芸術関係の大学が二つあるせいか、店内の雰囲気も芸術的で、クラッシックが流れています。
時たまコンサートが催されたり、ミニギャラリーとして展示作品が飾られたりしています。

店内どこも素敵なのですが、木のぬくもりが存分に感じられるカウンターに座るのが特にお勧めで、普段はカウンターに座るのが苦手な私もここでは率先してカウンターに座るくらい居心地が良いです。
カウンターのマスターのうしろにはコーヒーカップが色とりどり、ところ狭しと並べられており、自分の好きなコーヒーカップをその日の気分で選ぶことが出来ます。といっても結局いつも大体似たような色合いと質感のものを選んでおり、こんなところで自分の好みに気付けたりもします。

 

珈琲は種類豊富で注文を受けたマスターが丁寧に淹れてくれるので、どれを頼んでもとても美味しいです。豆それぞれの特長を活かした抽出をしてくれ、珈琲の味を色々試したい方にも最適なお店です。
そして私の一番のお勧めは、なんといってもサービスでついてくるコーヒーゼリー。
ここのコーヒーゼリーより美味しいものを私は食べたことがありません。
もう10年以上前になりますが、初めてここのコーヒーゼリーを食べたときの衝撃は今でも忘れられません。
「このゼリー、ものすごくおいしいですね!」と思わず、マスターに話しかけてしまい、「クリームたっぷりかけて食べてね」とにっこり笑顔でお返事してくださった覚えがあります。

 

サービスメニューはコーヒーゼリーの他にも、フルーツゼリーや果実酒が季節によって変わり選べます。もちろんどれも味は美味しいです。
どれも美味しいのですが、やっぱり私は定番のコーヒーゼリーに落ち着いてしまいます。
毎日でも食べたいくらいの絶妙な甘さと苦味の加減です。
量もおまけとは思えないくらいたっぷり入っているので満足感がすごいです。

 

近頃よくあるおしゃれ過ぎるカフェが苦手だったり、かといってものすごく大衆的なコーヒーショップでは落ち着かない方はぜひ「ぶな」に一度来て頂きたいと思います。
コーヒーの味も美味しく、お店の雰囲気もとてもくつろげる。なによりマスターと奥様の人柄が素晴らしい。一回来店したらまた来たくなること間違いなしの素敵な珈琲店です。
自分の家では無いのですが、自宅と同じ様なくつろぎと安心を心に与えてくれる、そんなお店だと思います。

私の中で喫茶店とは全くの非日常空間(現実逃避の為の)か、日常にものすごく根ざしたものかの二つが多いのですが、「ぶな」は非日常的な空間でありながら、またこれからも現実世界で頑張っていくぞという前向きな気持ちにさせてくれるとても貴重なお店です。

「ぶな」が開いている限り、通い続けたいと思っていますので、どうか末永くお店を続けて頂きたいと切に願う限りです。
店舗情報

店舗名:珈琲店ぶな
住所:東京都練馬区栄町36-1 B1F
電話番号:03-5999-2961

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