カジュアルに楽しめる珈琲店「猿田彦珈琲(さるたひここーひー)

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東京渋谷区にある恵比寿の東口は気軽に立ち寄れるスペインバルなどの小洒落お店や大衆的な居酒屋、またちょっと特別な時間を過ごすためにハイソなお店もあり、夜になると仕事帰りのビジネスユーザーやカップルなどで賑わいます。

 

とりあえず恵比寿に来てから考えよう、そんな風にその日どんな過ごし方をしたいのかによってお店を選ぶことができる街です。

 

恵比寿駅の東口を右方向に行くとマクドナルドがあるのですが、そこを左に曲がりまっすぐと交差点まで直進します。交差点を渡ったところに「猿田彦珈琲」はあります。恵比寿駅からは1、2分ほどでシンプルな道のりですのですぐにたどり着けるでしょう。
「猿田彦珈琲」は東京の表参道、新宿、神谷町など都内に8店舗あり、本店が恵比寿の中心地に「猿田彦珈琲」の原点でもあります。

 

外観は店舗の建物や場所柄によって多少は異なるものの、どの店舗もカジュアルな雰囲気ですので比較的気軽に入ろうと思える店です。茶色い八角形の中に「猿田彦」と書かれている素朴な看板が目印です。
暑い夏の時季はお店の前では定員さんがアイスコーヒーを売っていたりするので、店内に入ることなくコーヒーを買える時もあったりします。

 

 

店内に入ると、木の自然な形を活かしたナチュラルなテーブルやカウンターがお出迎えします。椅子も木造りなのですがクッションなどはついていないので、長時間座っているのは少し辛いかもしれません。

 
広さはパット見10畳ほどでしょうか、広さはそんなに広くない小さなコーヒー店で、どちらかと言うと狭いです。お店は1階のみで2階はありません。席の数は11席で、二人席のテーブルが4つとあとはカウンターの席だけになります。

 
席数が少ないです。コーヒーを買われる皆さんは席に座るのではなくテイクアウトのみで持ち帰るか、店内でコーヒーを飲むとしても、さっと飲んで出ていかれる方が多いので、少し待てば座れる回転の良さでした。
落ち着いてのんびりと、といった雰囲気ではありませんが、ビジネスユーザーが多い恵比寿という土地柄にあったスタイルなのかもしれません。
回転の良さからお客さまが出入りするたびにドアが開いたり閉まったり、もしくは開けっ放しのときもあるので真冬に店内で過ごすのは寒いかもしれませんが、その反面入りやすいお店でもあります。

 

お店が一番混む時間帯はやはりビジネスユーザーのランチタイム後ぐらいでしょうか、お店の近辺でランチを楽しんだあと猿田彦珈琲で美味しいコーヒーを買ってオフィスへ帰る方がとても多いです。
14時ぐらいを過ぎると落ち着きはじめます。
お客さまの層は比較的若く年配の方はあまりいません。だいたい30代、40代が多いように思います。女性のお客さまも結構多かったです。かしこまった雰囲気がなくカジュアルなので、さらっと入ってこれるのでしょう。

 

接客はとても丁寧です。店内ではコーヒー豆も売っているのですが、豆の種類やテイストなど店員さんが細やかに説明をしてくれるのです。この丁寧な対応を見ているとリピートするお客さまが多く、いつも混んでいるのもうなずけます。

 

コーヒーの種類は豊富です。季節によって限定のコーヒーもあるので新しい発見をすることもできます。おすすめは「猿田彦フレンチ」です。メニューに書かれた「重厚ボディーとリッチなコーヒー」の通り、カシスフレーバーがふわっと香り、そのあと濃厚な味が広がりました。トールサイズでも460円とお値段もお手頃ですので、コスパは高いお店だと思います。

 

猿田彦珈琲(さるたひここーひー) 恵比寿本店

 

住所:東京都渋谷区恵比寿1-6-6 斎藤ビル 1F
TEL:03-5422-6970
営業時間:
月~金 8:00~翌0:30
土・日・祝 10:00~翌0:30

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