生活にはスタートアップとリセットがあります。
起床してからのふわふわ感。本来の自分ではありません。
その状態からベッドから起き上がり、歯を磨いて、着替えます。
そこでスタートアップ出来ている人も当然います。
しかし私には欠かせないものそれが「コーヒー」です。
◆一番好きなコーヒー。
苦味と甘みが共存し、どの飲み物にも似ていない不思議な味。
毎日飲んでいるので深く考えてはいなかったのですが、
実際文章に表してみると、唯一無二の飲み物です。
トッピングはミルク、シュガーなど好みは人によってそれぞれです。
量や組み合わせが自分好みに出来るというところも
人気の一つでもあります。
私はカフェの店員なのでよく知人から「好きなコーヒーは?」と問われる事があります。
カフェには様々なコーヒーの種類があり、見た目も味も一つ一つ個性に満ち溢れています。
メジャーなものをあげれば「カプチーノ」「ラテ」「エスプレッソ」
「アメリカン」だと思います。
殆どがエスプレッソマシンのボタン一つで作れるのですが
「カプチーノ」「ラテ」などは作り手次第でその形を
変化させます。
しかし私個人の意見としては「カプチーノ」や「ラテ」は
お客様に提供するエンターテイメント的な飲み物で
一人で飲む事は滅多にありません。
ですから先程の質問に対しての私の答えは
「コーヒー」
というシンプルな答えになるのです。
◆缶コーヒーの逆襲。
お店で飲むコーヒーも美味しいのですが「缶コーヒー」というジャンルも隅に置けません。
缶コーヒーのイメージは「甘すぎる」「所詮インスタントコーヒーの延長」
というパブリックイメージがあります。
しかし今や様々な企業努力により味も香りも一流の域に達していると言っても
過言じゃないほど缶コーヒーは年々成長を遂げています。
例えばジョージアが出している「エメラルドマウンテン」
青いパッケージでおなじみのロングセラー商品です。
このコーヒーの特筆する点は何よりも「安心感」です。
苦味、甘み、香り。全てが偏り無く、万人に受ける
商品だと思います。この「安心感」がコーヒーに置いて重要なキーパーソンになるのだと思います。
カフェのコーヒー、または缶コーヒーを飲んだ時に
「甘すぎる」「苦すぎる」という経験をする事があるでしょう。
エメラルドマウンテンは缶コーヒーながら味や香りのバランスを絶妙に配合した素晴らしい商品だと思います。
◆同じコーヒーでも味が変わる瞬間。
コーヒーの美味しさはシチュエーションも大きく係わってきます。
・大きな仕事を終えた後。
・恋人との他愛のない会話中。
・寒い日に屋外で飲む缶コーヒー。
どれもコーヒーの味を引き立たせるシチュエーションだと思います。
ただ水を飲むだけでは決して味わえない感覚。
コーヒーの魅力や味はその時どきで大きく変わる事も
あるのです。
◆一息という手段。
コーヒーに求めるものとは先述した「安心感」というものです。
仕事中は常に「緊張感」の連続です。どこかで落ち着ける場所を作りたいと思うのが普通だと思います。
根つめると仕事の効率は悪くなり、ケアレスミスも増えてくる傾向があるのです。
その緊張感を一時的にでも抑えるのがコーヒーの「安心感」です。
ひと段落を置くという手段は千差万別ですが、コーヒーを飲むという手段の良いところはほとんどの環境で実行出来るという手軽さからもあります。
◆コーヒー&…
食事に関してもコーヒーとの組み合わせにマッチしているものがたくさんあります。
例えばサンドウィッチなどパン系の食事には最適な飲み物です。
素材とケンカをしない味の強い飲み物は非常に少ないと思います。
急いで昼食を取らなければいけない時には重宝している人も多いのでは
ないでしょうか。
私の好きな組み合わせはルッコラと卵のサンドウィッチと熱いコーヒーです。卵の強い甘みをコーヒー特有の苦さでまろやかにします。単純にサンドウィッチを食べるよりコーヒーを組み合わせたほうが格段に味も良くなるというのもコーヒーの面白いところだと思います。
コーヒーと食材の組み合わせはまだまだ沢山あると思います。
自分好みで探してみるのも楽しいかもしれません。
◆コーヒー物語
同じコーヒーでも入れる容器によっても味が変わると思います。
普通のガラスコップ、紙コップ、コーヒーカップ
どれを選んでも味は違うと思います。
やはりホットコーヒーはコーヒーカップが一番だと思うのです。
コーヒーカップも沢山種類があり、お気に入りのカップを見つけると、もうそのカップ以外ではコーヒーを飲みたくなくなる人も
多いのではないでしょうか。
コーヒーはコーヒーであるけれど一括りに出来ない超個人的な飲み物です。
世界中で愛される理由は「味」「香り」「安心感」も勿論ですが「自分だけの味を作れる」という点が最も愛される理由なのではないかと私は思います。
カフェで飲むコーヒーも自動販売機で買うコーヒーも自宅で煎れるコーヒーも
全てに物語があります。
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