カフェ経営の思い出

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コーヒーが高校生の頃から大好きで、休みの日には色んなコーヒー専門店に行き味を楽しみました。
店に行くことだけでは満足できずバイトもするようになり、コーヒーについての知識もかなり付いてきた頃、ちょうど高校卒業で就職する気もなかった私は、そうだ!コーヒー専門店のお店を出そうと決断!資金は貯金が300万ほどあったので、それを資金に開業しました。
色んなところのコーヒーを飲んできましたが、自分の店のコーヒーの味を決めることは、ほんとに大変でした。
最終的にサイフォンを採用しサイフォンで一杯づつ作るやり方でやることに。
経営知識もゼロではじめたので最初はどんぶり勘定で全然稼ぐこともできませんでしたが、少しづつ経営の勉強もし、固定のお客様もついてきて安定。
コーヒーだけではなく音楽のBGMなどにもこだわりはじめ、アンプなどお金をたくさんつぎ込んだものです。。。
コーヒーの話に戻りますが、なぜサイフォンを採用したかと言うと、他のコーヒー専門店を回っていた頃、カウンター越しにみたサイフォンの実験をやっている感といいましょうか、パフォーマンスに魅了されてしまい、ドリップのジミな感じがなく、バーで言えばバーテンダーのような感じでカッコよかったんです。
やはり18歳の若造は見た目のカッコ良さで決めた感じです。
しかし経営をやってみて、暇な時は全然サイフォンで問題ないのですが、忙しい時などはドリップで準備していての方が効率は良いですね。。。
サイフォンのガステーブルは4個口のものを使っていたのですが、まぁ~ほんとに効率は悪かったので、4個口を2台に増やしてやっと店が回る感じでした。
お客様もコーヒーをじっくり味わう方ばかりだったので、そんなに急いでいる感じはなく焦ることもなかったですが、たまにはコーヒーがでてくるのが待てずに帰る人もいましたね。
コーヒー豆は何十種類と取り扱っていたので満足はしていたのですが、近くに自家焙煎の店が出たときは焦りました。
自家焙煎はコストが結構かかるので、やりたかったですが断念。
結局経営じたいは6年程で閉めてしまいましたが、今ではいい思い出です。
毎朝、店に入った瞬間に感じれるコーヒー豆の匂いに満たされながら、毎日ほんとに幸せでした。
お店を閉めた理由は、別の夢ができ、都会に旅立ったからという感じです。
今でも資金があれば、今にでもお店を開業したいですし、コーヒー専門店まわりとまでは行きませんが、毎朝カフェは欠かさずに行ってます。
あ~昔の店が恋しいです。

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