独特な香りと心地良い苦味、一口呑むと幸せな気分にさせてくれる、今や世界中で愛飲されているコーヒーですが、実は病気予防や長生きの効果もあるんです。
筆者は大のコーヒー好きで、高校に入った頃から一日一杯のコーヒーを飲むようになり、当時は少ないお小遣いの中からコーヒー代を捻出したりもしておりました。十代後半の頃は毎日缶コーヒーを飲んでいて、消費した空き缶を見てタワーが作れるんじゃないかと思ったほど。
そもそもコーヒーが幅広く愛されているのには理由があり、その歴史があります。
その昔、コショウが貴重だった時代、コショウが金と同じ値段で取引されていたことを知っている方は多いと思います。あまりにも貴重だったので、使用する際は小指と親指で少量だけつまんで振りかける習慣があったと言われています。
高額で取引されていた歴史を持つのは、実はコショウだけでは無いのです。コーヒーやチョコレートも同じように扱われていた時期があります。
コーヒー、チョコレート、コショウ…。これらは貴族だけが楽しめる最高級の嗜好品でした。資源を奪い合う争いが起こる程高価なものだった食材はこの三種類だけではないでしょうか。
需要の分だけ供給が増えて行き、今でこそ安価でどなたでも楽しめる飲み物となったコーヒーは、世界中で毎日15億杯以上飲まれています。需要の高い分、世界中で輸出輸入が盛んで、ブラジル、ベトナム、コロンビア、インドネシア…etc、数多くの国で自国を支える重要な資金源になっています。
実はコーヒーは味や香りが良いだけの飲料ではありません。健康を支えてくれる素晴らしい飲み物なのです。
毎日コーヒーを適切な容量摂取することにより、長生きするという研究結果が複数の国で出ています。
コーヒーを毎日2~4杯飲む人、コーヒーを飲まない人に分け、約50万人を十年以上に渡り追跡した結果によると、なんと調査中に死亡する割合がコーヒーを飲む人の方が約15%も低かったそうだ。研究者によるとコーヒーに含まれたカフェインではなく、抗酸化化合物が作用し消化器系・循環器系の疾患を抑え死亡率を下げているのではないかという見解のようだ。
これは飲むコーヒーの種類に関係なく、缶コーヒー、飲食店のコーヒー、パックのコーヒー、自宅で入れたコーヒーでも同じ結果が得られるようなので、地震のライフスタイルに合わせてコーヒーを飲むだけでこの効果は得られるとのこと。
ただの缶コーヒーでも、年々改良を加えられどんどん美味しくなっているので、気軽に試してみるのもいいかもしれない。
コーヒーは肝臓に良いだけでなく、ガン予防にも効きます。
発ガン性のある飲料と信じられていたこともあったコーヒーですが、研究結果によると発ガン性はなく、逆に肝臓ガンの予防にもなるようです。
毎日1~2杯のコーヒーを飲む人は内臓系のガンになりにくいとのこと。飲めば飲むほど良い訳ではなく適切な量があること、全てのガンに対して効果がある訳でもないことにご注意を。
研究が進むにつれ様々な効果があることが判明していくコーヒー。
コーヒーが眠気覚ましになることは有名で経験のある方は多いことでしょう。これはカフェインが作用していることですが、カフェインにはアデノシンを阻害し炎症を抑える、ストレスを和らげ鎮痛作用がある、注意力・集中力を高め仕事の能率が上がる、疲労を緩和し精力的になる、など本当に科学的に様々な効果があります。
度を越えた過剰摂取にさえ気をつければ、コーヒーは健康を支えてくれる素晴らしい飲み物だとお伝えすることが出来ましたでしょうか。筆者はこれからも常飲していくつもりです。これを機にコーヒーを飲む習慣を始めてみたはいかがでしょう。
また最後に私のおすすめのコーヒーの紹介もしておきます。
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