上手に豆を挽いておいしくコーヒーをいただこう

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最高のコーヒーの味わいを引き出すのは豆の挽き方も大変重要になってきます。

豆の挽き方は、抽出する器具に合わせて変えるのが一般的で、適正に挽かれた豆を使わないと、器具と豆のもついいところを十分に引き出すことができなくなります。ですのでぞれぞれの器具にあった挽き方をマスターするといいと思います。

まず最初に豆を挽くのには手挽きや電動など方法も形状もさまざまなミルですが、だいたい共通していえるのは温度が重要になります。

特に高速で歯が回転する電動ミルは、豆や出来上がった粉も熱がこもってしまいます。熱がこもった粉は味にも雑味がでやすくなり、コーヒーの命ともいえる香りがそこで飛んでしまいます。とはいえ手挽きより電動の方が日常的にコーヒーをいただく上で、便利であり手軽に使うことができます。

手挽きの器具で豆を挽くときは、熱を発生させないようにハンドルをゆっくり動かします。粒の細かさを変えられる器具を最初から選んでおくと淹れ方の幅も広がっていきます。そして熱のでやすい電動ミルの場合は、5秒くらい回してシェイクを5から6回繰り返すのがポイントになります。こうすると熱を抑えることができ、均一に挽くことができます。

豆と粉の保存方法ですが、味の劣化が一番の原因となる酸素をなるべく取り除かなければなりません。なるべく小分けにして密閉容器に入れて、ビニール袋などを詰めて冷暗所に保存するようにしてください。これをしないとせっかくのおいしい豆の味が落ちてしまうので注意してください。

コーヒー器具のミルは安いものではないので長く使うにはお手入れも大変重要になってきます。ブラシなどで残った粉をはらい、水洗いするときはしっかり乾燥させてから次に使うようにしてください。特にミルの刃は金属ですので錆がつかないように注意を払ってください。

そして実際過程でコーヒーを淹れるときにメジャーなのが、ペーパードリップだと思います。

コーヒー豆は入れる直前に使用する分だけミルで挽くのがベストになります。まず、一投目のお湯を注ぎます。この時は蒸らしの役割をはたしているので中心から円を描くようにゆっくりとまわしてください。

そうすると表面が膨らんでくるので30秒ほどまち、平らになるのを待ってください。次に、2投目を注ぎここでも「の」の字をかくように中心から外側へ円を書くように注ぎます。3投目で最大8分目までになるところまで注ぎます。

お湯を注いでいると泡が盛り上がりますがこれは豆が新鮮な証拠ですので安心してください。反対に陥没してしまうのは古い豆になります。4投目以降は抽出量にそってお湯を注いでください。全体にかかる時間は3から4分くらいが目安になります。

これでおいしいコーヒーを淹れることができます。みなさんお試しください。

また最後に私のおすすめのコーヒーの紹介もしておきます。
コーヒーマニアの僕が【珈琲きゃろっと】を溺愛する理由5つとは?

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