世田谷にある隠れ家的なお店「ローキートーン珈琲店」

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「ローキートーン珈琲店」は、東京の世田谷にある小さなコーヒーショップです。豆の量り売りと挽き売りを中心に、コーヒー器具の販売や、店内の喫茶コーナーで挽きたてのコーヒーを飲む事も出来ます。

 

最寄り駅は小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅で、改札を出て歩いて1分もしない所にあります。

 

何よりおすすめしたいのは、豆のひき売りと量り売りです。小さなお店ですが、厳選した色々な豆を世界中から取り寄せて置いてあります。

 

たいへん珍しい豆が置いてある時もあり、このお店のこだわりを感じます。店で挽いてもらう場合は、粗く挽くか細かく挽くかもオーダーすることが出来ます。

 

そして何よりうれしいのが、持ち替える時に、ジップロックのついた袋に真空パックしてくれる事です。

 

スーパーなどで買う挽き豆はもちろん、コーヒー専門店で豆を買っても大手チェーンなどで買うと、開封したらもう密封は無理という袋に入れられてしまう事が多いので、これは嬉しいこだわりです。

 

コーヒー豆は空気に触れると酸化して風味が変わってしまうし、家に持って帰ってコーヒー豆用の瓶にいれてもそれは避けることが出来ないので、おいしく保存するために真空パック用の袋を買っていたのですが、それは見た目が綺麗ではないので、少し困っていました。それがすごくお洒落な白い袋に、豆の種類をプリントしたシールを貼って渡してくれるので、これはとてもありがたいこだわりでした。

 

また、コーヒー器具を揃えて置いてくれているのが嬉しいです。これもこだわりの品揃えのようで、コーヒーミルにしてもコーヒーメーカーにしても、様々なメーカーの様々な種類のものが取り揃えてあります。

 

私はこの店で、コーヒーミルをはじめとしたコーヒー器具を少しずつ揃えていったのですが、なにせ専門家ではないので、カリタやメリタやボタムといったメーカーのどれがいいのか、どういう特徴があるのかという事は、まったく分かりませんでした。

 

このお店にはコーヒー器具がところ狭しと並んでいるのですが、お店の人が、コーヒー器具のいろいろな特徴や、それぞれの器具のいい所と悪い所など、丁寧に教えてくれました。手に取って見せてくれるのも、小さなお店ならではのいい点だと思います。

 

喫茶店として。これはコーヒー豆の販売店ならではだと思うのですが、豆が新鮮です。豆はお店で売られているので回転が速く、これが新鮮さを保っていられる理由なのだと思います。その新鮮な豆をハンドドリップでいれてもらって、その場で飲むことが出来ます。また、コーヒーに合うような軽い食べ物も用意してありました。お菓子やパンやマフィンがあり、とてもおいしくいただくことが出来ました。

 

ただし、気をつけなければいけない事がありまして、ひとつはあまり広いお店ではない事。テーブル席が3つほど、カウンター席も4~5人分しかありません。これが、休日になるといつも満員状態になるので、土曜日曜にお店にいってコーヒーを入れてもらおうとする場合は、注意が必要です。

 

もうひとつは、火曜日が不定休である事です。火曜日はやっている時もあるので、豆を買いについつい行ってしまう時があるのですが、たまに休みだったりします。何かのついでであれば良いと思うのですが、このお店のためだけに出かける場合は、定休日の月曜だけでなく火曜日にも注意した方がいいと思います。

 

最後に、お店の店員さんについてです。何人かスタッフの方がいらっしゃいますが、専門店でこだわりがある店であるのに気むずかしいという事がなく、コーヒー初心者の私にも皆さん親切でした。コーヒーに詳しい方はもちろんですが、まだあまり詳しくない方も、お店の方に質問すれば気さくに色々と教えてくれるので、質問してみるといいと思います。

 

ローキートーン珈琲店(LOWKEYTONE COFFEE)
住所:東京都世田谷区砧6-37-6-B
電話:03-3416-0781
営業時間:11:00 〜 19:30
定休日:月曜日(火曜日不定休)
URL:http://lowkeytone.com/

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