美味しいコーヒーを自宅で味わう為には、コーヒーミルは必需品です。
コーヒーミルは豆を挽く機器ですが、豆の挽き方により出来上がったコーヒーの味が違ってくるのです。
使い方を正しく覚えて、より美味しいコーヒー味わえる様にしましょう。またついでに私のおすすめのコーヒーの紹介もしておきます。
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コーヒーミルには手動式と電動式がありますが、初心者向けの基礎として手動式の使い方を紹介します。
1.豆の粗さの調整をする
手動コーヒーミルの豆の粗さを調整するつまみの位置は、コーヒーミルによって違います。
殆どのミルは、以下の2種類に分けられます。
・ハンドルの下部分についているタイプ
この場合、ハンドルを一度取り外してからつまみを回して粗さの調節をします。
ハンドルは簡単に取り外せるので、初心者でも心配はいりません。
・ホッパーの下についているタイプ
ホッパー(豆を入れる本体部分)の下につまみが付いています。
ハンドルを抑えながら調節をしましょう。
2.ホッパーに豆を入れる
ただ豆を入れれば良い訳ではなく、豆の量が大切になります。
コーヒーは香りが命ですので、今飲む分だけ豆を入れる様にしましょう。
1杯分で10グラムが基本になります。
手動式コーヒーミルは小型のものが多く、豆の量が限られていますので、1回で3倍分30グラムまでにしましょう。
3.豆を挽く
手動式のコーヒーミルは、ハンドルを回して豆を挽きます。
この時のコツは、ミルをしっかりと固定して、ゆっくりとハンドルを回すことです。
早く終らせたいからと急いで回すと、空回りしたり豆が粗くなってしまいます。
また、摩擦熱が発生してコーヒーの香りが損なわれてしまうこともあるのです。
ゴリゴリと豆が粉砕されている感覚を確かめながら、丁寧にゆっくりハンドルを回しましょう。
ミルによってはテーブルに固定できるタイプもありますので、初心者はそちらを選ぶと良いでしょう。
何度も挽いているうちに段々とコツを覚えていきます。
4.より美味しく豆を挽くポイントとは
手動式コーヒーミルは、使い方次第でより美味しいコーヒーに仕上げることができます。
・豆は直前に挽く
手動式ミルは、今飲みたいと思ってもすぐにはコーヒーが作れないものです。
つい何杯分か作り置きしたいとおもってしまいますが、コーヒー豆は淹れる直前に挽くのがポイントです。
コーヒー豆は挽いた瞬間から空気に触れて酸化が始まります。
酸化するとそれだけ風味や香りが損なわれていってしまうからです。
専門店で既に挽いたコーヒー豆を購入しても、段々と香りがなくなってしまうのはこの為です。
コーヒー本来の味を楽しみたいのならば、必ず淹れる直前に豆を挽く様にしましょう。
・豆の粗さを調整する
コーヒーの苦みや酸味は豆の粗さにより違ってきて、それぞれの味に合わせた抽出方法があります。
豆の粗さのレベルは以下の様に分けられます。
・極細挽き
・細挽き
・中細挽き
・中挽き
・粗挽き
豆の粗さが細かい程、濃くて苦みの強い味に仕上がり、粗い程薄く仕上がります。
最も一般的な抽出方法はペーパードリップで、これには中挽き・中細挽きが向いています。
エスプレッソならば極細引きにして、濃く仕上げます。
・挽いた豆を混ぜない
作り置きをしておいて別々に挽いた豆を混ぜると、粗さが均一でない為に味が落ちてしまいます。
粗い粒と細かい粒が混在していると、抽出した時に時間をかける分細かい粒の方がより味が濃くなります。
渋みが出てしまい、折角の粗挽きの酸味が生かせないことになってしまうのです。
手動式コーヒーミルは使い手次第で美味しくコーヒーを仕上げることができます。
電動式よりも価格も低いこともあり、コーヒー愛好家ならば是非チャレンジしてみたいところです。
手動式コーヒーミルを使いこなして、自分好みの一杯を見つけて下さいね。
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