コーヒー豆を買いに専門店へ。
種類があってどれにしようか迷います。原産国によって味もさまざま。
一番知られているのはブラジルでしょうか?
コロンビア
グァテマラ
マンデリン
モカ
ケニア
キリマンジャロ…。
などなど。
世界地図に印をつけてみるとわかりやすいですが、赤道を中心にした帯が見えてきます。
北緯25~南緯25度くらいの熱帯、亜熱帯に、コーヒー豆の原産国はあります。
それがコーヒーベルトと呼ばれる所以。
雨季と乾季があり、昼と夜で寒暖差が大きい気候がよく、寒さには弱いです。
育つ環境、生育条件など考えると、コーヒー原産国がそこに集中している理由がわかります。
日本で消費されているコーヒーの99%以上が輸入されています。
ここ3年ほどコーヒーの消費量は増加しているそうですから、輸入量も比例しているのでしょうね。
コーヒーの赤い実はコーヒーチェリーと呼ばれ、その種子がコーヒー豆になります。
収穫時期は地域によって違いますが、新しい、収穫されたばかりのコーヒー豆を「ニュークロップ」といいます。お店でみつけることがあったら試してみてください。
さて、輸入99%ということは100%ではないってこと。
そうなんです。
日本で生産されているコーヒー豆も実はあったりするのです。
もちろん、コーヒーベルトの原産国のように大規模展開されているわけではありませんけれど…。
沖縄や、小笠原諸島で生産がされているようです。
本当はひとつおすすめしたい場所があったのですが、4年ほど前に閉園してしまっていました。
それは、福岡県の能古島にある「能古夢珈琲園」です。福岡市からフェリーで10分ほど。
能古島の観光場所といえば「のこのしまアイランドパーク」があるのですが、その近くに「能古夢珈琲園」はありました。
ブラジルの苗ですが、その場所で育てられた国産のコーヒー豆です。
生産性か、後継者がいないのか…。
初めて知ったときは「日本のコーヒー豆」だと、とても興味があったのですが、残念ですね~。
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