最近、世界遺産の候補地として正式に任命され話題の的となっている、南大阪の古墳群。
その古墳群の代表ともいえる、大仙古墳(仁徳天皇陵)がある、堺市にある
「紙cafe」が好きで、よくコーヒーを飲みにいきます。
「紙でつながるコミュニティ」というコンセプトとコミュニティカフェで、紙に関するものが展示・販売されていたり(紙でできた雑貨など)カフェ内で休日などにイベントなどが開催されていたりと、かなり個性的なカフェとなっています。
しかし、私はどちらかというと純粋にカフェとして楽しんでいくことが多いです。
実際、1人でコーヒーを飲みに来る人も多く、カフェとしても地元の人の人気を集めています。
この店がユニークな点はほかにもあり、客室の形式がたくさんあることがあげられます。
一般的なカフェのようなテーブル席はもちろんのこと、まるで自宅に居るような和室でコーヒーを楽しむこともできるし、さらには田舎の和食店のように、板の間であぐらをかきながら楽しむことも可能です。
ただし、和室や板の間は、基本的には2名以上の場合の利用となり、基本的には
1人で行くときにはテーブル席になるというのを聞いたことがあるので、もっぱら和室や板の間は、友達と堺で遊んだときに休憩がてら利用することが多いです。
ブレンドコーヒーは、400円の「ふかいりブレンドコーヒー」と言う名前で提供されており、その名前のとおり、実にコクがあって香りも深く、値段のわりに本格的なコーヒーが飲めるのがとても嬉しいです。
ミルクや砂糖を入れる人が多いですが、個人的には、ぜひとも何も入れていないブラックの状態で、コーヒーそのものの味をじっくり味わってほしいと思う味になっています。
また、飲みものでは、抹茶などの和風のお茶も楽しむことができます。
基本的に、いつもコーヒーしか注文しないのですが、
一度一緒に行った友人のすすめで、はちみつが入った
「ぜいたく抹茶ラテ(700円)」というものを注文して飲んでみました。
最初は抹茶にはちみつが入っているなんて、どんな味がするのだろう?と思いましたが、変な甘さはなく、ちょうどよい自然の甘みと抹茶の苦味が混ざり合い、友人と行くときには必ず頼むようにしています。
でも1人で本を読んだりまったりしたいときには、やはりコーヒーがいいですね。
この紙cafeは、コーヒーなどの飲みものだけではなく、食事もとってもユニークなのです。
一番ユニークで、かつ堺らしさが出ているメニューは、その名も
「古墳チャーハン」。
日本史の教科書の写真でおなじみの、あの古墳の形になったチャーハンにたっぷり刻んだネギが乗っていて、さらにセットでついているスープのクラッカーも古墳の形になっているというこだわりよう。
見ているだけでも楽しいですが、味もちゃんと濃くてとてもおいしいですよ。
古墳関係でいうと、古墳カプチーノという、古墳のラテアートがされたカプチーノも飲むことができ、古墳好きにはとてもたまらないカフェになっています。
これから正式に世界遺産になることがあれば、日本国内からはもちろん、世界からも注目されるようになる可能性がある町、堺。
これから、紙cafeのような古墳をモチーフにしたカフェが外国人も含めて多くの人から人気を集めるかもしれません。
もしかしたら、静かに本を読みながら、コーヒーを楽しむ・・・そんなことがこれから難しくなるのかもしれないな、そんな風に思いながら、これからも休みの日にはこのカフェで美味しいコーヒーをブラックで堪能したいと思っています。
店舗名:紙cafe
住所:堺市堺区市之町東2丁1(山之口商店街内夢浪漫本舗)
電話番号:072-228-5201
ホームページアドレス:http://kami-cafe.jp/
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