珈琲家はんの木

今回ご紹介するのは、熊本市中心部にある珈琲家はんの木をご紹介します。

 

熊本の中心街にあるホテル日航熊本の裏手、そこをまっすぐ進んでいくと小さめのビルがいくつも並んだところ。黄色い看板を目印に、階段を降りていくとお店があります。

 

何度訪れても、この階段を降りて店に向かう。これだけのことですが、ちょっとだけわくわくさせてくれる、期待させる何かを感じます。

 

ドアをあけると、すこしだけ光をおとしたムードのある空間の中に、マスターが一人。

 

ちょっと遠くの席に常連さんがいる大き目のカウンター席とテーブル席があります。

 

実はこちらのお店は、コーヒーがすごくおいしいのですが、評判が両極端にわかれるお店です。その理由は、マスターとの距離感。

 

ここは、大人数でおしかけてざわざわするようなタイプのお店ではありません。そして、話し込むようなコーヒー店でもありません。

 

なので、ちょっとシャイだけど実はおしゃべり好きなマスターとの距離感になやんでしまう人もいるようです。

 

むしろ、一人でいってマスターとコーヒーの話を楽しみたいという方や、おいしいコーヒーとケーキでじっくり対話したい!そんな方には何度も訪れたくなるくせになるお店なのです。

 

私が行ったときには、関東からこのお店のためだけに熊本へ来ていた方がいました。そんなコアなファンが多い珈琲家はんの木です。

 

マスターは、一見話しかけづらいようにみえますが、実は話好き。コーヒーの基本や、コーヒーにあうお菓子はもちろんのこと、こんなコーヒーを飲んで見たいといったリクエストに応じてくれますよ。メニューにない貴方だけのアレンジコーヒーもOKなのです。

 

マスターにアレコレとコーヒーの話を聞きながら、カウンターに身を乗り出し、泡立ちによる味や温度による変化、フードペアリングなど楽しみがつきません。
また、ネルドリップで一杯一杯丁寧に入れるコーヒー、ぷっくり膨れたコーヒーは何度みてもあきません。

 

こちらのコーヒーは、生豆と熟成させてつくる6年もののオールドビーンズを使用し、ネルドリップで1杯1杯丁寧に淹れていきます。

 

熟成?と思われる方も多いでしょう。珈琲豆でいう鮮度は、焙煎されたあとのことを言いますので、生豆の状態をさしません。また一般的には、生豆の熟成は湿度や温度のコントロールが難しく焙煎が非常に難しいとされています。

 

オールドビーンズでは焙煎が難しく最近の流れではフレッシュさを追い求めていますが、こちらのコーヒーは、流行に流されることなく独自のスタイルで、そしてコーヒーの味をころすことなく、雑味がなく、苦みのこらないコーヒーに仕上げられているのが特徴です。

 

ブレンドコーヒー(HOT)は、全部で6種類あり、すべて600円で楽しめます。

 

アイスコーヒーにはあらかじめ淹れたコーヒーを冷蔵庫で冷やし、グラスに注がれます。ここのアイスコーヒーは、氷がありません。氷でコーヒーが薄まらないようにという思いと、キンキンにひやしたコーヒーが徐々に室温へ戻っていく中で感じる味の変化をたのしむ、ゆっくりと時間をかけるコーヒーなのです。

 

はんの木のお楽しみは、これだけではありません。コーヒーにあうスイーツもバッチリ。市内の有名店のチーズケーキは見逃せません。

 

コーヒーが注がれる器も楽しみのひとつ。ぽてっとした丸いタイプや、トラジャにあうキリッとした表情のカップ。今日はどんなカップを選んでくれるのか、そんな楽しみも。

 

そして、大人だけのお楽しみは・・・コーヒーを使ったカクテル。最近はこのカクテルとデザートといった組み合わせを目当てに訪れる方も多いのです。コーヒーの香りが貴方を包み込みます。

 

【住所】熊本県熊本市中央区水道町4-39
【電話】096-322-8817
【定休日】不定休
【営業時間】[月~土] 13:00~24:00(L.O.23:30) [日・祝] 12:00~21:00(L.O.20:30)

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